イケメンさんと私の寮生活 (ページ23)

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部屋逃走したけど、結局、部屋一緒だったよね！？

勝利「…Aちゃん？入っていい？」

あ「気を遣わせて本当にすみません！！全然、大丈夫ですから！！」

勝利「あの、小瀧、全然反省してないよ？『照れて可愛い』とか言ってるよ。」

あ「小瀧は入れるな。」

勝利「入っちゃダメだって。小瀧以外入っていいよ。」

望「A…。」

佐藤さんが、控えめに入ってくる。
顔が真っ赤になったまま、戻っていない大西畑。
特に何の変哲もない(？)しょうれん。

勝利「…Aちゃん。お願いだから、一番最後に寝て？」

あ「何で！？」

勝利「先に寝られると俺らがもたない/////」

望「いーれーてー。」

あ「えー、いいですけど。私も寝たいです。」

大吾「大丈夫。俺ら、すぐに寝るから。」

あ「ありがとうございます。」

廉「のんちゃん、呼んでくるから。それまでは、部屋のトイレに避難して鍵かけて。」

紫耀「のんちゃんの寝かしつけは平野にお任せです！！」

流星「危険人物扱い…。」

言われた通り、トイレに入って、鍵をかけて15分後。

トイレがノックされた。

大西さんが、声をかけてくれたみたい。

流星「みんな寝たよ。僕は、声かけ役で起きてるけど…。」

あ「うん、なんかごめんね。」

流星「ううん、全然ええよ。早く寝よ。」

あ「そうだね。」

流星「でも、寝る前にこれだけええ？」

あ「？」

チュッ…

あ「！！？？」

流星「一応、学校ではカレカノやしええやんな？」

あ「！？」

流星「寝よ？」

ニコニコした可愛らしい、天使ちゃんは…
案外あなどれないのかもしれません。大西さん、おそるべし。