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望「仕事疲れたから癒して。」
あ「お断りします。」
望「涼介くんに俺、片思いし続け取るのに!!」
あ「何?だから?」
望「癒して。」
あ「何でそうなる。」
望「女の子に触れたら元気出る。」
春「望、いい加減にしなさい。」
望「ええやん!!ターゲットやん!!」
春「その設定、どうでもよくなってきたよね。」
智洋「それもそうやな。」
望「神ちゃん、同意したらあかん。」
あ「じゃあ、生徒会と対等な関係ということやね!!」
望「絶対ちゃう。」
あ「お菓子ください!!」
智洋「クッキーでええ?」
カタン
机の上においしそうなクッキー
あ「神山が作ったの?」
智洋「まあ、せやで。」
あ「すごーい!!」
サクサク食感でめちゃくちゃ美味しかった。
小瀧と違うわー。
機嫌よくなったので端でうじうじごねてる小瀧の相手してあげよう。
なんて、優しいの私!!
あ「小瀧、相手してあげようか?」
急にキラキラと瞳を輝かせて
子犬のような表情になって、
望「ほんまに!?」
と、飛びついてきた。
あ「ごほっ…。」
こいつを甘やかしてはいけなかったのだ。
みぞおちにもろ入った。
望「史野、大好きやー!」
ぐりぐり頭を押し付けてくるので
余計、痛い。
力の差というものを考えてくれ。
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作者名:のんはる | 作成日時:2018年9月19日 19時