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期末テストとは142 ページ10
あのあと、爆豪くんに何かを言われたけど
さほど気に止めず授業は終わった。
更衣室で制服に着替えてると
「……？」
「どうしたのAちゃん？」
首を傾げた私に近くにいた葉隠さんが聞いてくる。
「いや…何か隣が騒がしいなって思って。」
「隣…男子更衣室か？」
イヤホンさん…耳郎さんも私の話を聞いてたみたいで
耳をすます。
「峰田くんやめたまえ!!
ノゾキは立派なハンザイ行為だ！」
「オイラのリトルミネタは
もう立派なバンザイ行為なんだよォォ!!」
飯田くんと…あと一人誰だ。
「「ノゾキ…!?」」
「多分あの穴だな。ウチに任せて。」
驚く皆を耳郎さんは諌めると
穴を見つけそっちに近づく。
「八百万のヤオヨロッパイ!!芦戸の腰つき!!
葉隠の浮かぶ下着!!草凪のスレンダーボディ!!
麗日のうららかボディに
蛙吹の意外おっぱァアアア」
耳郎さんが耳のイヤホンジャックを穴に差す。
「あああ!!!!」
すると向こうから悲鳴が。
「ありがと響香ちゃん！」
「何て卑劣…!!
すぐにふさいでしまいましょう!!」
葉隠さん、八百万さんが眉根を寄せる。
誰かはわかんないけど人として最低だな。
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作者名：杏仁 | 作成日時：2017年11月8日 20時
