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期末テストとは135 ページ3
「俺ニュースとか見たけどさ、
ヒーロー殺し敵連合とも繋がってたんだろ？
もし、あんな恐ろしい奴がUSJ来てたらと思うと
ゾッとするよ。」
そう尻尾くんが言うと
「でもさあ、確かに怖えけどさ尾白動画見た？
アレ見ると一本気っつーか執念っつーか
かっこよくね？とか思っちゃわね？」
と金髪くんが動画…
おそらく脳無を倒した後のあの発言だろう
それを見たらしく、感想を漏らす。
「上鳴くん…！」
飯田くんのこともあってか、緑谷くんがそれを止める｡
「え？あっ…飯…ワリ！」
それに気づいた金髪くんは飯田くんに謝るけど
「いや…いいさ。」
本人は割とあっさりとしていた。
「確かに信念の男ではあった…
クールだと思う人がいるのもわかる。
ただ奴は信念の果てに�狃誉境瓩箸い�手段を選んだ｡
どんな考えを持とうとも、そこだけは間違いなんだ｡」
そう言いながら腕を上げ
「俺のような者を、もうこれ以上出さぬ為にも!!
改めてヒーローへの道を俺は歩む!!!」
いつものようにビシッと振り下ろした。
「おおっ！飯田くん…！」
「さァそろそろ始業だ、席につきたまえ!!」
「五月蝿い…。」
「なんか…すみませんでした。」
と皆のテンションが下がる中
「(かっこいいよ飯田くん！)」
「…通常運転。」
私と緑谷くんは飯田くんを見て、微笑んだ。
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作者名：杏仁 | 作成日時：2017年11月8日 20時
