【QK】ただの東大生の短編には興味ありません！【短編集】

バレンタインは休日に。kwmr ページ40

※こちらのお話は【QK】社長の気になる人はオトコ嫌い。【izw】の設定で書いています。
若干ネタバレありますのでまだ読んでないよーという方が居れば一回読んで頂けると楽しめると思います。





2月１４日。日曜日で休日で私はまたゴロゴロして有意義な時間を過ごしている。
このイベントの時期にはご縁がなかったのでいつもと変わらない休日だ。


最近までオトコ嫌いを貫いていた私だったが、いろんな事が次々と嵐のように襲いかかり特別普通にオトコと接することが出来ている。


私をオトコ嫌いの闇から救ってくれたのは伊沢拓司と河村拓哉。
この二人と言っていいだろう。
まるでSKET DANCEみたいだな。


伊沢さんにはチョコをあげたいとも思ったけど忙しい人。
渡すタイミングなんて合うはずもなく。
お昼にテレビで会うしかないなって諦めた。


実はもうひとつ用意してあるチョコがある。
私レベルの女子力皆無なやつでも簡単に作れた一品。
いつも私を揶揄ってきて、でも一番に心配してくれてる優しい河村さんにあげたい。


これはお世話になっているからで。
やましい気持ちなんかない、はず。
お隣さんだし、引越しの時の挨拶もしてなかったからそうだと思って受け取って欲しい。


このチョコ光らせば良かったかなぁ？なんて冗談混じりで話してみよう。
きっと河村さんなら笑ってくれる。


慣れない手つきでラッピングしたチョコを持って隣の部屋に向かう。
インターホンを押して突撃してみるんだ。







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