【QK】ただの東大生の短編には興味ありません！【短編集】 (ページ11)

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テストプレイなんかしてないで！fkr ページ11

※ギャグです。

引っ越したばかりのオフィス。
まだ荷物も整頓されてなくて、撮影部屋となるここにあるのは青いソファのみ。

今私と福良さんと河村さんと３人で黙々と仕事をしている。
けどひとつ気になるものがあって。

福良さんの左腕についているのは何故か手錠。
ホンモノなわけはない。オモチャだって分かってるけど何してるんですか、プロデューサー。

「次の動画の企画は久しぶりに東大生検証にしようかなぁ？」

「結構やり尽くした感あるよな、福良が考えろよ。僕は考えたくもないから」

「いや、一緒に考えてよ」

普通の会話なんだけど全然理解出来ないんですけど、その手錠！！

チラチラ見ていたら河村さんがそんな私の様子に気がついたのか話し掛けてきた。

「Aさん、そんなに気になるの？コレ」

「気になるでしょ」

怪しげに微笑んで、私の右腕を掴んで福良さんの左腕についてる空いている手錠につけたのだ。

「タイホしちゃった」

「何してんですか！河村さん！！」

そんな語尾に可愛く星マークつけやがって！
今すぐ外しやがれです！！

福良さんは何故か落ち着いた様子で笑っている。
笑い事じゃないよ、プロデューサー！

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