【QK】プロデューサーと君と時々赤ちゃん【fkr】 (ページ18)

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プロデューサーとミルク。ページ18

先程の拓実の泣き声がオフィス内を騒がせたのもあってみんなに拓実という甥の赤ちゃんがいることが知られた。
まぁ、隠せるとは思ってないけど。

俺と何故か須貝さんがみんなに説明をして拓実は遠慮なくオフィスにいることが許された。
最高責任者にはまだ言ってないけど多分伊沢なら軽く許してくれるだろう。

河村にお似合いだと言われて意識しない男なんていないよな。
こんな無理を頼んで一緒に住むことになって。
嫌いだったら拒否すれば済むことなのにね。

ちょっとくらいその気があるって思って良いのだろうか。
Aさんは仕事に取り掛かる。
俺はまだドキドキしてる。

拓実の昼食は俺がミルクを作って飲ませてみた。
自分で持つ事も出来るが俺が大体支えてあげる。
飲み終えたらゲップを出させる。
これが一番怖いし上手くできない。

「…もっと背中叩いた方が良いかな？」

「自分の肩に拓実さんの顎を軽く乗せてポンポンって優しく叩いてあげると上手くゲップしてくれますよ」

「ホントだ。スムーズに出た！」

少しだけお世話出来てる気になった。
やらないと分からないもんだよね。

「福良さん、育児楽しそうですね」

「育休取らないとね(笑)」

「そこの夫婦、イチャイチャしないでくれる？」

「河村、妬かないの」

「妬いてないしー」

Aさんと夫婦になれたら、育児も手伝って毎日楽しい生活送れるのかな。
さすがに気が早すぎるよね。

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