検索窓
今日:9 hit、昨日:11 hit、合計:65,211 hit

編集の先輩は僕ではない。 ページ30

山本企画の撮影が始まる。横を向くと伊沢と須貝さんがいてカメラの向こう側には司会の山本と山上とこうちゃん。


あの二人はヘルプ要員らしい。
じゃあ僕を助けてくれ。そちらにいないで僕の代わりに演者やってくれ、お願いします。


淡い期待もすぐに消えて撮影は続く。
途中向こう側が少しバタバタしているのを察すると誰か来たんだろう。
その誰かは分かってるんだけど。


伊沢、頼むからボケてないで解答してください。
お前のせいでだいぶ押してるんだから。
あ、須貝さん乗っちゃダメです。
おこです。


二人ともはしゃいじゃって撮影は予定より時間がかかり終了。


「はい、オッケーでーす!みなさん、ありがとうございました!お疲れ様でした!」

「河村さんいると撮影めちゃくちゃ楽しくてテンション上がって疲れたわ〜」

「それ僕のせいなの?」

「伊沢くん、ボケの調子良かったなぁ、正解数俺と変わらなかったけど(笑)」


素早く立ち上がり撮影部屋を後にしようとすると山上とこうちゃんが片腕を上げながら楽しげに動かしてる。
君たち随分と楽しそうね。


撮影部屋を出ると普段動画編集に使っているパソコンの前に人だかりが。
中心には僕が待っていた人。


「あっ、河村。撮影終わった?かなり時間掛かったねぇ」


福良が手招きする。ホイホイとついていく僕。
Aさんが動画編集についていろいろ聞いてるみたいだ。
両隣には編集の先輩になる乾とノブ。
ちょっとそこ変わりなさい、僕編集しないけど。





.

ヤキモチするでしょ。→←企画者権限なんです。



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
167人がお気に入り
設定タグ:QuizKnock , クイズノック , QK
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:*ゆ う* | 作者ホームページ:   
作成日時:2021年1月3日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。