アイツと付き合う理由 Ｒ.Ｙ

Reason 22 ページ22

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「 ん〜どれがいいかな〜 」
「 ピアス 」
「 校則違反 」
「 リング？ 」
「 ん〜涼介付けるの抵抗ない？ 」
「 …若干 」
「 ネックレスも軽く校則違反っぽいしな〜 」








もしかして、

学校にも付けていってくれるのかな。




可愛い。
そう、ただ一言。


可愛すぎる。









…今までさ、
ちっとも感じなかったことがなかったんだよ

こんなこと。





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初めて見た、綺麗な鎖骨。
たまに当たる素肌の肩。
細くて白い腕。

なびくブラウンのミディアムヘアー。
いつもより濃くピンクに染まってる頬。
時々、俺を写す瞳のそばにいる長いまつげ。







ほんとに女の子で。
もう、後に戻れない。
もう、可愛い女の子にしか見えないんだよ。


昨日持ってたAのイメージ、
とっくに忘れちゃったよ。






.






ただ、愛おしい。
そう、心が感じたんだ。







.









「 っ！？りょ…！？な、何してっ… 」
「 いや…ご、ご、ごめっ…なんか… 」







.






なんか、わかった気がする。
わかったよ、大ちゃん。



色気大放出って。
キスしたくなるって。

…ねえわかっちゃったよ、大ちゃん





.









「 ………こっ、これとか……どっ、どう？… 」
「 うっ…うん………い、いいね… 」





はぁ、やっちまったよ俺。
なんのマニュアルも持ち合わせてねぇのに


…………いきなりキスって。









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