月と太陽 (ページ5)

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シャオジュン先輩と目が合ってしまい気まづい？まま、二次会のカラオケへと移動。
すでに酔ってる人たちのカラオケってこんなにうるさいなんて……
酔っててもシャオジュン先輩の歌の上手さは変わらずで、流石だなと思いながらお酒を胃へ流し続ける。

目が合ったからと言って何か変わった訳ではなく、私には構わず楽しんでるシャオジュン先輩。
学祭の時と変わらず周りにはメロメロになってる同期たち。
何をやけくそになってるのか、いつもと比べ物にならないくらいよってしまっている自分がいて。
やばい。血の気が引いてるのが分かる。トイレ行かないと

無事トイレから出ることが出来た。良かった。人前で失態を晒さずに済んだ……
もうお酒飲むのやめよう。
ソフドリを求め、そのままドリンクバーへ向かうとヘンドリー先輩がいた。

「飲みすぎてない？大丈夫？」
「大丈夫じゃないのでソフドリ取りに来ました……笑」
「そうした方が良さそうだね笑部屋戻ったら寝ててもいいし」

そんな会話をしながら烏龍茶を注ぎ、ヘンドリー先輩と一緒に部屋に戻る。
さっきまでは違うところに座ってたのに、当たり前のように隣に来て、自分の肩を叩くヘンドリー先輩。

「寝たかったらいつでも使っていいよ」

その言葉に甘えて、いつの間にかヘンドリー先輩に寄りかかるように眠りについた。
久しぶりに人の温かさを感じてよく眠れた。
たまに体を揺さぶられた気がするけど、気にせず寝続けてしまった。