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第2話 ページ4

私がなんで治のことをサムドイッチと呼ぶのか。



2年に上がった最初の頃、

ある日の昼休みに、友達の華と、私の席でお昼ご飯を食べていた。






治「あー!!!!!弁当忘れた!!!!!」


角名「声でか。侑かよ。」






倫太郎とは出席番号が前後だから席も前後やった。

その倫太郎の席でお昼を食べようとしていた治と倫太郎。



なんと治クン、弁当忘れたんやとか。






 

まあ、いいや、倫太郎が弁当忘れたんだったら今から購買でもコンビニでも爆速ダッシュして買いに行くかもしれへんけど、

治やったら誰か女の子がくれるやろ。

なんて考えてスルーして、私はサンドイッチが詰まったお弁当を開く。



我ながら今日もサンドイッチは美味しそうや。





一口食べようとしたとき、なんか視線を感じた。






治や。







「な、何…?」







治「いや、うまそうやなぁと思って…、サンドイッチ…。」





「え…。」






すると、廊下の方からバタバタと大きな足音と大きな声が聞こえてきた。





侑「サム!!!!!!!!


これお前の弁当箱や!!!
俺んとこ2つ入っとった!なんか今日でかいなって思っとったんや!!!」





「サム…、サンドイッチ…。





サムドイッチ…」





ブフっと吹き出してしまった。






角名「サムドイッチ…って…!」




治の隣に座る倫太郎もホホホと笑ってらっしゃる。





華「A、またくだらんことで笑っとる。」




治「え、俺の弁当…!!!!


って、なんやサムドイッチて!!!」





そのまま笑わせてくれたお礼にサンドイッチはひとつあげた。


美味しかったらしく、そのまま治に懐かれて仲良くなった。




そして私は治のことをサムドイッチと呼ぶようになったんや。



















「サムドイッチ、今日の私の卵そぼろスペシャルサンドイッチ食べる?」


治「ええの?!食べる!」





毎日餌付けしてあげてる。







何故なら治の隣には毎回倫太郎がいるから。






角名「俺にもちょーだい。」





もちろん!!!






せやけど、私、推しにはちょっと意地悪したいんや。







「えー、食レポしてくれるんやったらあげるわ!」



角名「分かった。する。」





そう言ってあげたサンドイッチを一口かじる倫太郎殿。

え、まってや、え、、ろ!!!!




角名「卵のほろほろ感がイイですネ。」



あーーー好き。





治「おもんないで角名。」

角名「うるさい。」

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光魚苦(プロフ) - たたちゃ〜ん!!!早く更新して★ (2020年9月4日 3時) (レス) id: c7e0cd7ffb (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - とてもこの作品が好きです!更新楽しみにしています! (2020年6月4日 1時) (レス) id: 6cf5a12da9 (このIDを非表示/違反報告)
すんよる(プロフ) - 本当に好きすぎて死にます。作者さん生まれてきてくれてありがとう。更新待ってます。私は作者お姉さんになります。 (2020年5月31日 2時) (レス) id: 22bb7fbe7f (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - こんにちは。更新されるたび楽しみが止まりません!いつも楽しく見させていただいています。 (2020年5月24日 17時) (レス) id: 7700997db3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たたねんこ | 作成日時:2020年5月21日 2時

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