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第49話 ページ3

階段を駆け上がるおとがきこえる。

『ひっ、土方さん来ないで!!』


私がそう叫んだときに隙ができ

風間が私に向かって刀を振り下ろす。


スパッと私の頬に傷ができる。





と、同時に土方は私と総司がいる部屋の前に来ていた。





土方「A…なのか…?」



角の生えた頭、真っ白な毛、金色の瞳。

そして、先ほど風間に斬られた傷はみるみる塞がっていく。



風間をちらっと見ると、いつの間にか鬼とやらの姿をとき、



また会おう、と私に一言残して
土方の目が私にいっているうちに、
障子から逃げてしまった。









土方「白い髪に、その治癒力…」


土方は呟く。



私はこれ以上何か言われるのが怖くて、
その場でずっと口を紡いでいた。



と、思い出したことがある。




『土方さん…総司!!総司を早く!!!』




私は総司に駆け寄り、抱きかかえるようにするが

私はじゃ、総司を支えることほど力がなかった。



『土方さん!なにやってるんですか!!』






土方「どうして理性が…」


『はっ…理性…?』








『土方さん!!!』


すると土方は私を見てさらに目を開く。



何だろうと思い、自分の手元を見てみる。





自分でも驚いた。

私が触れたところの総司の傷が塞がっていったのだ。



『私はいったい…何者なの…?』


微かに呟くと、




私は意識が遠くなるのを感じた。


目の前が真っ暗になって
そのまま私は意識を手放した。




白い髪はいつの間にか黒く戻っていた。

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あやりん♪ - おはようございます♪この小説すごく良いですね!!尊敬してしまいます。 続き楽しみにしています。 頑張ってください。 (2015年5月16日 11時) (レス) id: 71e28b93b1 (このIDを非表示/違反報告)
如月マオ - おはようございます( ̄▽ ̄)ゞやはり良いですねぇー沖田さん♪格好いいです(///∇///)続き楽しみにしています( ̄∇ ̄*)ゞ (2015年5月8日 5時) (レス) id: 40c8bbc101 (このIDを非表示/違反報告)
M - 紫月さん» こんばんは~(*´∇`*)これからも、楽しく読まさせて頂きます♪って、いきなり沖田さんからhg...夢でも良いからされたい野望の1つじゃないですか...笑笑(*^^*) (2015年5月7日 0時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 楽しみに待ってます♪ (2015年5月6日 14時) (レス) id: 55a4a4cdc3 (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - Mさん» ありがとうございます!自分でもここまで続けてこられたのがびっくりですwこれからもよろしくお願いします。 (2015年5月3日 20時) (レス) id: ce8ee3acff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤砂 紫月 | 作成日時:2015年5月2日 0時

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