第57話 ページ12
ん?
ちょっと待って。
いま私なんて思った?!?!
『やっぱり好きだな、総司?』
なに思ってるの私?!?!
好き?!
好きなのか…?!
私は総司を好きなの?!
沖田「えっ?」
『えっ?』
総司は目を開いてびっくりしたようにこっちを見ていた
沖田「それどういう意味?」
うーんと…?
や、やっぱり好きだな総司…?
…
私もしかして口に出してっ…!!!
私は顔が熱くなっていくのを感じた。
みるみる赤くなっていっているのが自分でもわかるくらいだ。
総司はそんな私をじっと見つめている。
な、、何か言わなきゃ…。
『いや、あの…』
『こ、この甘味屋綺麗ですよね!掃除されてますね!ハハハ…
掃除することは大切だと思ったんですよ!はは…』
だめだ、笑えない。
壊滅的な言い訳だ、第一掃除好きとかいきなり言い出したら私ただの変人だ。
沖田「………僕はAちゃんのこと好きだけど?」
はっ?
『いやいやいやいやいや、ナニイッテルンデスカー』
頭の中が真っ白になったような気分。
自分がいまなんて返したのかもわからないくらい
『…………』
沖田「もういいよ…」
総司はため息をついて、苦笑いしながら私の頭をポンっと叩いて、
沖田「せっかく来たんだし団子でも食べようか」
『えっ、総司っ…!』
私を椅子に残して1人で買いに行ってしまった。
後から思い返してみると、私は意味わかんないこと言ったり、総司が言ったことをないようなことにしたり、
総司のこと傷つけたりしたんじゃ…?
なんとなく目がうるっときた感じがした。
泣きそう…
なんで?
必死に目をこすって、ふぅー!っと一息ついた時、
団子を買って戻ってくる総司が見えた。
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あやりん♪ - おはようございます♪この小説すごく良いですね!!尊敬してしまいます。 続き楽しみにしています。 頑張ってください。 (2015年5月16日 11時) (レス) id: 71e28b93b1 (このIDを非表示/違反報告)
如月マオ - おはようございます( ̄▽ ̄)ゞやはり良いですねぇー沖田さん♪格好いいです(///∇///)続き楽しみにしています( ̄∇ ̄*)ゞ (2015年5月8日 5時) (レス) id: 40c8bbc101 (このIDを非表示/違反報告)
M - 紫月さん» こんばんは~(*´∇`*)これからも、楽しく読まさせて頂きます♪って、いきなり沖田さんからhg...夢でも良いからされたい野望の1つじゃないですか...笑笑(*^^*) (2015年5月7日 0時) (レス) id: 7f80429ab2 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 楽しみに待ってます♪ (2015年5月6日 14時) (レス) id: 55a4a4cdc3 (このIDを非表示/違反報告)
紫月(プロフ) - Mさん» ありがとうございます!自分でもここまで続けてこられたのがびっくりですwこれからもよろしくお願いします。 (2015年5月3日 20時) (レス) id: ce8ee3acff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤砂 紫月 | 作成日時:2015年5月2日 0時