早く璃月へ ページ27
「まだ君がモンドに居るなんて驚いたよ。いつもは下手すれば半日も留まらないでしょ?」
私たちは木にちょっと登って、太い枝に腰を掛けている。私は幹に背を預けるようにして座っているが、ウェンティは普通に座っている。
「仕事を全部弟子に引き渡したから私の所に仕事が来ないからね。それに、モンドの皆と久しぶりに会えたから色々話したくて」
するとウェンティは声のトーンを少し落として私に告げた。
「でも、長時間滞在しているせいで、君が神の目を無くしたと知っているディルックとジンはより心配してる。
爺さんの所にブレスレットがある話は前したけど、彼は作り物の神の目も持っている。モンド型で水の。
これも愛の神が遺したものだよ。早くこれを取りに行ってディルックとジンを安心させてやって欲しい」
確かに彼らは神の目を無くしたことを知っているけど、私が神になったことは知らない。
神になったのを知っているのはアルベドだけだ。信用できるし、そして何よりも隠し事は絶対にバレて無理矢理にでも吐かしてくるっていうのもある。
「分かった。でも、あとちょっとだけ時間を頂戴。クレーと約束をしたの。モンドを離れるときはお見送りをしてもらうってね。
ウェンティ、それぐらいならいいでしょ?ダメって言っても意地でも見送って貰うけど」
すると、ウェンティは全然気にしてないようで、
「全然良いよ。じゃあ今夜出発するのかな?」
私は頷く。城門で見送ってもらって、橋を渡ってその先にあるワープポイントを利用させてもらおうか。
「じゃあ決まりだね。そうだ、夜までかなり時間あるし、僕と遊ぼうよ」
「え?」
私がウェンティの方を向くなり、アルベドに付けられたケモミミを撫で回してくる。
まだ消えてなかったのか、これ。結構効果時間が長い。まさかこのままとかじゃないでしょうね。
そしてそのまま1時間ほどウェンティに遊ばれた。くすぐったいようなよく分からない感覚がしたんだけど。
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宇琉夜ハル(プロフ) - ケモ耳と花言葉でファデュイです (2023年2月15日 16時) (
レス) @page22 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
翡巫女(プロフ) - けんとさん» ありがとうございます!璃月終わったらちょっとドラスパ入りますが、その後稲妻に行くので楽しみに待っていて下さい! (2022年8月17日 20時) (レス) id: 85bbdde210 (このIDを非表示/違反報告)
けんと - こんにちは、夢主ちゃん可愛いですねぇ私ならセコムになってますよ。性格良いですし雷電将軍とかにも好かれてそう、見るたびワクワクしちゃいます。 (2022年8月17日 17時) (レス) @page46 id: a76f20d172 (このIDを非表示/違反報告)
翡巫女(プロフ) - ふわなさん» ありがとうございます!これからも頑張って書かせていただきます! (2022年8月10日 22時) (レス) id: 85bbdde210 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな(プロフ) - 初めまして！こういう作品めっちゃ好きです！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2022年8月10日 10時) (レス) @page36 id: 9150cee976 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡巫女 | 作成日時：2022年7月17日 16時
