いざ璃月へ ページ30
予想通りガイアはいた。クレーと一緒に来たみたいだ。でも、予想外なことに、ディルックも城門にいた。
私が城門に着いたことに気付き、私の方を見る。この状況でディルックに手紙を渡すのは恥ずかしい。
私はディルックを手招きして呼んだ。ディルックはすぐに気づいて来てくれた。
「私の神の目、どうやら璃月で見つかったらしいの。だから安心して」
すると、ディルックもジンと同じく安堵した表情を浮かべた。そして頷いた。
私は、みんなの前に立ち、集まってくれたことのお礼を言った。
「相変わらず短い滞在だったけど、わざわざ見送りに来てくれて本当にありがとう。
仕事は弟子に譲っちゃったし、これからは今までよりは仕事をしなくなるかもしれない。
だからいつもよりは早く戻ってこれると思う。これからもよろしくね、みんな」
すると皆から拍手が送られた。こんなに皆から好かれて、私は本当に幸せ者だ。
私はみんなに手を降りながら橋を渡った。橋の鳥は私が通っても逃げないどころか近づいてくる。
それを見たティミーはとても嬉しそうな顔をしていた。彼は鳥が逃げるとめちゃくちゃ怒ることで有名だ。
私は橋を渡り終わると、計画通り、近くのワープポイントへと向かった。これは本当に便利だ。
そして璃月港の近くのワープポイントまでワープ。璃月港の中にもあるけど、人目に付きやすいからあまり使いたくないのだ。
璃月はもう神に支配された国ではないが、相変わらずの活気だった。夜だと言うのに明るいし、人がたくさんいる。
観光気分でやや遠回りしながら往生堂を目指して歩いていたけど、往生堂へ行くのはやめた。
鍾離先生とタルタリヤが一緒に食事をしているのを見つけた。私が払うなら、相席させてもらえるだろう。
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宇琉夜ハル(プロフ) - ケモ耳と花言葉でファデュイです (2023年2月15日 16時) (レス) @page22 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
翡巫女(プロフ) - けんとさん» ありがとうございます!璃月終わったらちょっとドラスパ入りますが、その後稲妻に行くので楽しみに待っていて下さい! (2022年8月17日 20時) (レス) id: 85bbdde210 (このIDを非表示/違反報告)
けんと - こんにちは、夢主ちゃん可愛いですねぇ私ならセコムになってますよ。性格良いですし雷電将軍とかにも好かれてそう、見るたびワクワクしちゃいます。 (2022年8月17日 17時) (レス) @page46 id: a76f20d172 (このIDを非表示/違反報告)
翡巫女(プロフ) - ふわなさん» ありがとうございます!これからも頑張って書かせていただきます! (2022年8月10日 22時) (レス) id: 85bbdde210 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな(プロフ) - 初めまして!こういう作品めっちゃ好きです!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2022年8月10日 10時) (レス) @page36 id: 9150cee976 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翡巫女 | 作成日時:2022年7月17日 16時