深夜の君 ページ6
A 「春千夜、ここでいい」
依頼が終わった私は隣で一緒に車を走らせていた春千夜にそう言い、その場で立ち止まるよう指示をした。
三 「あ?オマエはどうすんだよ」
A 「用事あるからまだ新宿にいる」
三 「俺はオマエの護衛で今日来てんだよ仕事放棄するわけにいかねえだろ」
A 「マイキーには言わないから先帰ってて」
なかなか折れない私を見て彼は深くため息をついた。
三 「おいおい、ワガママお嬢様は夜遊びをご所望か?」
A 「………」
三 「車ん中で待ってっから行くなら早く行け、オレの事早く帰らせたいなら早く戻ってこい」
A 「…わかった」
私は彼の言う通りにしようと思い若干の急ぎ足で再び新宿の夜へと駆け出して行った。
しばらく歩いて行きさっきとは違う裏通りへと入っていった瞬間に後ろを振り向いた私は銃口を真っ直ぐに向ける。
A 「……付けてきてるのは分かってるんだけど」
私は静かにそう言い、跡を付けてきていたとある人物の方へと視線を向ける。
?「……Aちゃん」
私はそこに居る彼を見つめると驚きで目を開き、怯むように後ずさる。
「……何しに来たの?」
現在時刻25時、私の夜はまだまだ終わらないらしい。
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青澄*aosumi(プロフ) - うぁぁぁぁ最後めっさ泣きました!ホント素敵な小説だと思います!これからも楽しみにしています!!! (2021年11月29日 15時) (レス) @page28 id: 07f147eb25 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 初めて小説で泣きました (2021年9月4日 1時) (レス) id: 790f68b113 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 凄くおもしろかったです!1パートで綺麗に終わっていて凄いと思います!レモンさんの作ったマイキーくんの小説、楽しみにしてますね!応援してます♪ (2021年8月7日 23時) (レス) id: 587626ec74 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ユイさん» 励みになりますありがとうございます!! (2021年8月4日 23時) (レス) id: e312b1bdb8 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 好き好き好き好き!!それしか言えない。、、、 (2021年8月4日 2時) (レス) id: 40031fd2e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レモン | 作成日時:2021年7月12日 0時