運命の番青×桃 / 赤×緑２ (ページ7)

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青❺❼ ページ7

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"ガチャッ"

家に帰ってきてすぐに寝室を覗きに行くと

緑「ん…りゅう、せ…？」

「あ、ごめん。起こしてもうた？」

緑「ううん。平気」

ちょうど起きたともと目が合う

緑「…どっか行くん？」

すでに着替えてる俺を見て聞くとも

でも今から行くんやなくて俺は帰ってきたところ

「望のところ行っててん」

緑「のんちゃんのところ？」

「昨日、体調悪いって言って帰ったやろ？心配で」

ベッドサイドに腰掛けてともの腰を優しく摩ってあげれば

"ありがとう"って言いながら起き上がったともが俺にもたれかかる

緑「のんちゃん大丈夫やった？」

「…わからへん」

緑「え？」

「ピンポン鳴らしても出てこんかった」

何度もインターフォンを鳴らしたけど望どころか濵ちゃんも出てこなかった

寝てるのかと思ったけど、心配やからメッセージも送って電話もかけた

それでも望は出なかった

車はあるし家にいるはずやのに、なんでなんやろ

でも濵ちゃんがおるから安心やんな

…と思いつつも心配で俺はともの腰を撫でながら空いてる手でスマホを開く

"ほんまに大丈夫か？見た時に返信して"

なんの返信もないとさすがに心配になるやろ

もともと体調崩してたなら昨日無理に体を動かして悪化した可能性もあるやん

緑「ずっと連絡してるん？」

「え？」

緑「いや。なんでも」

ともが言った意味が気になるけど、そんな深い意味はなかったんかな

「着替えてくるから休んでて」

緑「うん…」

ともの額に軽く口付けてから俺は着替えに行く

緑「のんちゃんのことになれば朝起きれるんやな((ﾎﾞｿｯ」