運命の番青×桃 / 赤×緑２ (ページ46)

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青❾❻ ページ46

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桃「へ、平気やで！ほんまに大丈夫やから！」

そう言って俺から距離を取る望

体調悪いとか言いながらもピンピン動く姿に俺は疑いの目を向ける

「…ほんまに体調悪いん？」

桃「え？」

「元気そうに見えるから」

望が空けた分の隙間を埋めるように近寄ればスッと距離を取られる

それでも詰め続ければ望は立ち上がって俺から逃げる

その行動の意味はなに？

もしかして、望も俺を意識してるん？

俺が望にキスしたんは2日前のことやし、意識しててもおかしくないと思う

なんなら、俺のことを意識しててほしい

桃「ちょっ…流星…！」

「お前、俺のこと意識してるんやろ」

桃「へっ…」

「なに？図星？笑」

一歩ずつ望との距離を縮めれば、あっという間に追い込むことに成功

壁に背をつける望の顔のとこに手をついて通称壁ドン状態

「俺のこと意識してるから家にあげたくなかったんやろ？」

桃「っ……」

壁についてる手とは反対の手で望の顎を掬う

俺に怯えているような瞳も、何かを堪えるように下唇を噛む表情も

なにもかも俺にとっては興奮材料でしかなかった

「俺のこと好きなんやろ？」

桃「っ……」

望の目を真っ直ぐ見つめて問いかける

俺の運命の相手は望

そう答えを出した今。俺はこうして積極的にいくしかない。

「……」

何も答えへん望に俺はゆっくりと顔を近づける

望の唇に触れるまであと数センチ…