運命の番青×桃 / 赤×緑２ (ページ41)

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青❾❶ ページ41

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"肩に寄りかかっただけでヒート入るなんて"

初めてともを抱いたあの日に言われた言葉を思い出す

たったそれだけの出来事でとものヒートを誘発した

あの日だけやない。俺は何度も、とものヒートを誘発してきた。

それは俺らが"運命の番"やからやとずっと思ってきた

もし運命なんやったら、望へのこの想いは…？

ともという運命の相手が居ながら俺はどうして望に惹かれてるんやろうか

それがわからない今、俺はともと離婚することができないんや

緑「まだ朝ごはん食べてないん？」

「え？あ、ああ。うん。まだ食べてない」

緑「なら俺が作っちゃうね！」

「ええの？」

緑「うん！だって俺は流星の奥さんやから//」

少し照れながら俺の頬に軽くキスをするとも

動作一つ一つが可愛らしくてドキッとしている自分

なんやねん。望が好きなんちゃうん？

一晩考えて気づいたくせに、ともに揺れ動く心

結局、俺は自分の気持ちがわからなくなる

望が好きやと気づいたはずやのに、ともにドキッとして

俺は結局だれを想っているんやろうか

緑「はい！どうぞ！」

「ありがとう」

ともの作ってくれたご飯を食べながら頭の中はずっと2人のことを考えてる

望が好き。でも、ともにドキッとする。

望が好き。でも、運命の相手はともな気がしてる。

望が好き。でも、目の前にいるのはとも。

緑「なぁ流星」

「ん？」

緑「今日、久しぶりにしたいなーって////」

そういえば、最近してへんかったな

そんなことも忘れるくらい、最近の俺は望のことばかりやった

「ええよ。しよっか」

緑「うん//」

抱けばきっと答えがわかるはず

ともには悪いけど、俺はそんなことを考えていた

ともを好きになったのは事実やし、ともに伝えてきた愛は本物やった

だからこそ、こうして"本当に好きな人"を見つけるためにともを抱く日が来るなんて思ってなかった

今まではともの愛しさが堪らんくて抱いてきたけど、今日は違う

ごめんな。でも、これで全てがはっきりする気がしてんねん。