青❻❸※ ページ13
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「はあっ、はぁ…」
桃「…!りゅ、流星!?」
「はぁ…はあっ…」
桃「あ…い、急いでるんやろ?早く帰ったほうがええんちゃう!?」
望がなんか言うてるけど何も頭に入ってこうへん
なんで…なんでやねん…
なんでこんなに甘い匂いがすんねん
俺の心を熱くして、身体中に熱が帯びる
目の前にいる望が色っぽく見えて、俺の理性が震え出す
桃「ま、また今度!これ、ありがとうな!!」
俺に声をかけて扉を閉めようとする望やけど
桃「……!!」
扉が閉まる直前で俺はそれを阻止する
桃「ちょっ…流星…!」
「はぁっ、はぁ…あかんわ…」
桃「りゅ…あかっ…!」
扉を閉めようとする望の手を払い退けて、俺は無理やり家の中へと入る
そして、玄関やということも気にせず俺は望を押し倒した
「んっ…ちゅっ…」
桃「りゅっ、んっ…ぁ、らめっ…」
必死に抵抗する望やけど、力が弱すぎてほぼ無意味
甘い匂いのせいで理性を失った俺はただ夢中に望の唇を奪って、服の中に手を入れていた
桃「ぁ…!」
「ふーん。ここ、弱いんや?」
桃「りゅうせっ…やめてっ…」
"やめて"
そんな望の言葉を無視して俺は望の身体に手を滑らせる
弱々しい望の手を片手で押さえて、望に快感の波を与える
αとしての本能。それを抑えられなくなってる自分にこの時は驚きもしなかった。
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作者名:まかろん | 作成日時:2023年7月23日 15時