菅原の彼女は眠たくなると甘えたがりになります Part 1

15話 朝練の終わり ページ16

『ごめん、その話忘れて笑』



スガは私達を見たあとすぐにチームに戻った



日「月島ー！！」




下から小さな日向くんが叫ぶ



『いってらっしゃい笑』




月「…………」




つっきーは何か言いたそうだったけど
直ぐに降りて行った




そして朝練が終わった




菅「A」




『スガ？どうしたの？』



汗をかいて

少し急いでいた




菅「よく眠れた？」



あれ？




『うん？』



なにか違う



菅「なんで疑問系なんだよ笑」



『スガ？』



菅「ん？」




『おかしくない？今日』



すると少しスガは顔を歪ませた




菅「そんなことないよ？」




『嘘だ…』



そう言うとまた顔を歪ませた




菅「Aになにがわかんの？」



あぁ



初めてだ



『…でもっ』




菅「…月島となに話してたの？」



『…なにっ、て…』




菅「話せない？笑」



図星だった



『………』



スガの顔が見れなかった




『すが「教室、戻るべ」


……ねぇ、スガ』



歩こうとするスガが強くて手を掴もうとすると




『…っ！』
菅「っ、」



『ぁ、ごめ』



振り払われた




菅「…おかしいね…笑


月島とは２日しか会ってないのに話せることいっぱいあって

三年間ずっと一緒だった俺には話せないんだ



Aは何を隠してるの？」





そういってまた歩き出す



次はもう


その手を掴めなかった




『……っ』



掴めなかったんだ…

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