117話 真実を話すと ページ22
まふ「全く覚えてないの!?ビッチなの!?」
坂田「Aちゃんがビッチ…」
『いや…、すみません…』
ビッチだなんだと言われても文句は言えない。
だから私はただただ謝った
それからまふくんとさかたんはやっぱり帰るね、と気を使わせてしまい、また来るからと笑顔で帰っていった
『………ごめんね。キヨ。』
二人が帰った後、とっても暗いキヨに耐えきれず私は謝罪の言葉を発する
しかしキヨは下を向いたまま動かない
『ねぇ、…キヨ…』
どうしようか、と悩んでいたその時
キヨ「別に…ハジメテは俺が良かったなんてそんなわがまま言わない。
……でもさ、付き合ってもない人と、お酒のせいだとしてもヤ るのは凄く嫌だ
…でも……別に彼氏でもないのに、ゴメン。」
『………………それ、は…。』
ごめん、そう、また言おうとした時
キヨ「俺はもうAと会うたびに辛いのは嫌だ。」
下を向いたまま
キヨ「でも…会えなくなるのはもっと嫌で」
でも掠れた声で
キヨ「…俺と付き合ってよ…A。」
………そして、前を向いて
キヨ「結婚…しよう。」
……私は…なにも出来なくて…なにも発せなくて
…………私は誰も幸せになんて出来ないんだ。
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*:まりな:*(プロフ) - すみません。こんな事書くのもアレなんですが、沢山泣かせてもらいました…それだけ感情移入してしまって…気づけば夜の2時でした(関係ない)高評価したら負けだと思ってるんですが、させていただきます。これからも頑張ってください! (2020年5月29日 1時) (レス) id: ce0c123210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tsukki- | 作成日時:2018年7月13日 8時