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風呂上がり、パジャマを着た2人は布団に横になってキスをした。つばさの腕が司咲を優しく抱きしめた。

「司咲」

見上げると、彼は微笑んで額にキスをした。

「絶対離さないからね。泣いたって絶対に」

「私のセリフなんだけど」

首筋に両手を回して抱きつくと、司咲は微笑んだ。

「大好き」

「愛してる」

司咲は少しだけ体を起こすと、つばさの上に乗った。足と腕が彼の体の横を固めている。逃げられはしないし、逃げる気はないけれど。

「それ、俺の役割なんだけど」

つばさにキスをされて、目を閉じると、優しく体を抱きしめられてあっという間に押し倒された。位置が逆転していて、司咲はつばさを見上げた。

「避妊してね」

「当然。何かあった時、困るのは俺じゃなくて司咲だからね」

頬を撫でられてキスをされた。優しくて、温かくて、司咲を気遣うようなキス。舌が絡められても、変わらずに本当に優しい人。司咲はつばさの手を取ると、パジャマをめくってお腹に触れさせた。

彼に触れてほしくて、司咲はつばさの背中に腕を回した。

「…かわいい」

抱きしめられて、優しく髪を撫でられた。髪に手を差し入れてゆっくりとキスをした。背中に回された手が服の中に入ってきた。肩甲骨に到達した時、唇が離された。

「司咲、夜はしないの?」

背中を撫でるつばさの手が何かを探している。

「ブラジャーしてると寝苦しいのよ。……してた方が良かった?」

「ううん。いい。脱がしたら変わらない」

小さく笑って、司咲はつばさの肩を引き寄せた。キスをしたままつばさの服のボタンに手をかけた。

「ねぇ、愛してるよ」

はだけた服。腹筋に触れる司咲に囁いた。服を脱いで、司咲の服のボタンを外した。お互いにズボンしか履いていない状態で抱き合った。

「……恥ずかしい」

つばさの背中に腕を回しながらそう言うと、小さく笑われた。

「俺の服脱がしておいて、それ言うの?」

「うっ」

頬につばさの唇が触れた。首筋、胸、腹と口付けを落としていくつばさの首に司咲は腕を回した。

「もうやめられないよ?」

「いいよ。…もっと触って。つばさくんのものだって証が欲しい」

「かわいすぎるでしょ…」

司咲の唇にキスをすると、つばさは首筋に触れた。

「この辺でいい?」

「うん」

服でギリギリ隠れるような場所に唇を這わせると、優しく吸った。

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作者名:星ノ宮昴 | 作成日時:2022年3月16日 12時

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