”音”のない少年と猫少年弐【夜久衛輔】【男主】

音9~合宿 ページ2

おひさしぶりです。
更新遅れてすみません。
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貴方side

黒「集合!!」

『なんスか?』

黒「えーと、

今年も夏合宿があるそうだ。」

うん。知ってる。

夏合宿っていっても、

明日からだよ?

『知ってます。

というか、明日からですよ?』

俺は、爆弾を投下した。

弧「クロ、いつ言われたの?

忘れてたって訳じゃないよね?」

研磨サン、怖いですよ。

見えない威圧が…

黒「えっ、さっき、監督に呼ばれたんだ(^-^;」

弧「ウソ。だって、さっき、監督のところに行ってないじゃん。」

黒「ハイ。ソウデス。スミマセンデシタ。」

『ふはっ、片言wwww』

全「A/猫澤が笑った!!」

『どうしたんスか?』

夜「A、今、笑ったぞ。」

は?

俺が、”笑う”?

当たり前じゃん。
俺だって、人間だから。

『俺が、”笑った”…?当たり前じゃないですか。

”ボク”だって、人間なんですから。』

全「………!?!?」

皆が固まる。

どうしただろうか?

ﾊﾞﾁｯ

くっそ、

まだ、あの事件のことか。

フラッシュバックしてきた。

【おまえは、いらない。】

なんで。

今まで、操り人形みたいに動いていたかのように……

必要のない駒のように。

『”ボク”だって人間だ。感情はある。(ﾎﾞｿｯ』

この言葉を誰かが聞いていたかも知らずに








＿＿＿＿＿＿＿＿”ボク”は、明日を迎える。

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