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後日、事務所に寄ってゆりちゃんから
出来上がったサンプルCDをもらう。
データでももらえるけど私は形でもほしい。
「よくできてると思う」
『楽しみ。どんなになってるかなぁ』
多めにもらったから勇征と颯太にも渡そう。
事務所の廊下を歩いてると、お兄ちゃんから着信。
『もしもーし』
「あ！ちょっと浮かれてない！？」
『浮かれてません。なに？』
「なにって今日帰ってきたんだけど！悲しい！」
『あ、そうだった』
「忘れてるし…A今どこにいる？」
『事務所』
「あと10分くらいで着くから待ってて！会いたい！」
『へーい』
「返事の仕方」
電話を切って待ってると勇征と颯太が通る。
颯「あ、Aちゃん」
『お疲れ』
勇「なにしてんの？」
『お兄ちゃん待ち』
颯「僕らも大樹くん待ち」
『まじか。あ、ちょうどよかった。
これこの前の曲のサンプルCD』
勇「ありがとう」
『私もまだ聞いてないけど暇なとき聞いて。
感想聞きたい』
「「オッケー」」
3人で待ってると走ってくるお兄ちゃん、
「Aー！会いたかったー！！」
『うるさい。痛い』
勢いよくハグされる。
颯「Aちゃんしか見えてないやん」
『言いたいことが山ほどある』
「まぁ、それはあとで聞きます」
私をなだめてお兄ちゃんは2人と話し始めた。
「勇征、颯太、レコーディング無理言ってごめんね。
俺のわがまま聞いてくれてありがとう」
勇「いやいや、お礼を言うのは俺らっす」
颯「大樹くんのおかげでいい経験できました」
「山下さんと上野さんから聞いたけど
2人のためになったみたいでよかった」
それを聞いて思わず会話に割り込む。
『え！ほんとに2人のためだったの？
私の見張りのためではなくて？』
「見張りって聞こえ悪いなぁ。
でも本音は7:3で見守りです」
『さいてー。でもお兄ちゃんがいるより
勇征と颯太がいた方がやりやすかった』
「え、なにそれ。悲しみ」
『だってお兄ちゃん、
すごい！とかうまい！しか言わないじゃん』
「でも！俺はもう上野さんから
音源もらって聞いたもん！」
『なんで！？私より先！？』
「ふっふー♪」
『で、感想は？』
「すごいよかった！！」
『ほら見ろ』
「ちーん。あ！タイトルは？」
『決まってないけど』
「俺つけようか？」
『やめて』
「なににしようかなぁ？」
『聞いてないし』
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ななな(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！初コメントしてもらえてすごく嬉しいです！私もGEN大好きです！３人登場させられるように頑張りますね！ (2020年2月14日 10時) (
レス) id: 73fc2ea653 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です気温差激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2020年2月14日 10時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな | 作成日時：2020年2月8日 1時
