お兄ちゃんの代打 ページ14
ベストアルバムとツアーの準備はもちろん、
5周年のタイミングで新曲も出すことになって
同時進行で最近バタバタ。
今日は新曲のレコーディング。
いつも時間を見つけては顔を出すお兄ちゃんも
EXILEのツアーとかぶり、今回ばかりは来れない。
「さすがの大樹くんも今回は無理かぁ」
『いつも居すぎなの』
「ほんとはちょっとさみしいんじゃない？」
『まさか』
早めにスタジオに来て
ゆりちゃん(上野マネ)と話してると携帯が鳴る。
『げ…お兄ちゃん…』
「Aちゃん、げって…笑」
しかもテレビ電話。
「A！？レコーディング1人で大丈夫！？」
『別に大丈夫だから。
お兄ちゃんこそ、最終リハの時間じゃん。
電話してる場合じゃないでしょ』
世「大樹〜行くよ〜」
『ほら、世界さん呼んでるよ』
「今行きまーす！俺がいなくても頑張ってね！」
『言われなくても頑張るから』
「無理しちゃだめだからね！」
『わかったから。早く行きなよ』
「代打用意しといたから！」
『はいはい。ん？』
「じゃあもう行くね！頑張ってね！」
そう言って電話は切れた。
代打？なにそれ？やな予感…って思ってると
スタジオのドアが開く。
「「失礼しまーす」」
『え…勇征？颯太？』
勇「代打でーす」
『2人ともなんでいんの？』
颯「代打やで」
『はぁーーー…』
そういうことか。
自分が行けないから2人に見張り頼んだんだ。
ふと気がついてゆりちゃんを見ると
『ゆりちゃん、2人が来るの知ってたな』
「Aちゃんごめん！大樹くんに口止めされてて…
2人が来るの知ったら絶対怒るからって…」
『ゆりちゃんは悪くない。あのシスコン兄貴』
勇「もはやシスコンのレベルじゃないけどね」
『はぁーー…』
また大きなため息をついたあと
それとなく2人に帰るように促すけど…
『勇征、颯太、忙しいでしょ？
自分の仕事戻っていいからね』
颯「それが暇やねん」
勇「多分だけどレコーディングだから
ちゃんとボーカルの俺らが来れるように
大樹くんスケジュール調整したんだと思う」
『…怖い』
勇「逆に勉強させてもらいたいから
見学してっていい？」
颯「大樹くんのことやから
Aちゃんのこと心配してるのもあるけど
俺らが勉強できるようにしてくれたんやと思う」
『もうどこまでが
お兄ちゃんの陰謀なのかわからない』
颯「陰謀って笑」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 785人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXILETRIBE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななな(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！初コメントしてもらえてすごく嬉しいです！私もGEN大好きです！３人登場させられるように頑張りますね！ (2020年2月14日 10時) (
レス) id: 73fc2ea653 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - GENE大好きで涼太くんとあらんくんとれおくんよりのオールです最高です気温差激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2020年2月14日 10時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なな | 作成日時：2020年2月8日 1時
