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「嫌です。言いたいことはまだあるので。
先生、こいつらが中心になって私を精神的に追い詰めたんですよ。こいつらとは小学校の時からの付き合いですけど、その頃から私のことずっとブスって見た目の悪口を言い続けられてきました。カースト上位のこいつらに皆逆らえないから周りも一緒になって調子に乗って私に悪口言ったり、ばい菌扱いして汚いものを見る目で見てきました。廊下で横切る時わざと避けたり、黒板とか机とか私が触った学校の物を触るのを嫌がったり、家庭科の調理実習で私と同じ班になって一緒のもの食べるの嫌がって私は食べるなって先生に聞こえないように言ったり、水泳の授業の時はお前がプールに入ったら汚いから入るなって目で見てきました。実際に私に聞こえるようにも言ってましたよ。だから何回か具合悪いって嘘ついたりわざと水着忘れてきました」

詳しく語られる私の話を聞いた先生は絶句してる。
私のことを知らない子達と、委員会や部活が一緒で私をよく知らない子達も驚いてる。
まじかよ。ひど。やりすぎじゃん…。という囁きが聞こえた。

「私と同じ班になると嫌がられて、席替えで私の隣、前、後ろの席になるとすごい嫌がられました。毎日悪口言われたし冷たい態度取られたし、そこのキレてるヤンキーみたいなクズは今みたいに私をビビらせてきました。まあ、私だけじゃなくて他の奴らにもですけど。ああやって周りをビビらせて自分の言うこと聞かせてクラスカースト上位にいたんです。クズのバカのくせに上位にいられたのはそのおかげです。
いつも金魚の糞連れてましたよ。ほら、そいつです」

私に「さっきから嘘ばっか言いやがって!〜」って言った男子に視線を向ける。全員の視線が向けられそいつはちょっとビビった。

「嘘つき呼ばわりとかふざけんな。私が嘘ついてないってわかってるでしょ?
事実を言われて焦ってる?ビビリの私がバラすなんて考えもしなかったでしょ。しかも皆の前で。
あんたっていつもあいつに引っ付いてて、皆に陰で”金魚の糞”って言われてたの知ってた?私もそう思ってたよ。私のこと自分の意思がない、人に流されるだけ、とか言ってたけどそれはあんたもでしょ。あいつの言うことに従ってたじゃん。あいつと一緒に毎日私に悪口言ったり辛く当たってきたじゃん。皆だってそれを知ってる。知らないのは先生だけ」
「…っ。ちょっといじっただけだろ!お前の被害妄想で俺らを悪者にするなよ!」

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設定タグ:夢小説 , ハイキュー , 青葉城西   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作者ホームページ:http://id38.fm-p.jp/213/7772010/  
作成日時:2020年5月28日 15時

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