光 ページ35
…
心因性視力障害…
おじいさんの言った病名は日本語をよく理解できていない僕には難しすぎて
「極度のストレスがかかった時に目に起こる障害だそうだよ。」
テミン「ストレス…」
「その障害で目が完全に見えなくなることは、極めて珍しい事なんだそうだけど…、、」
「心の病気は、時にはありえない病を引き起こすらしい」
「あの子にとって、両親の死はそれほど大きな出来事だったんだ」
テミン「…」
「精神科の先生に、Aはこう言ったそうだよ。�爐發Δ海寮い涼罎妨�たいものはない�瓩辰董�…まだ子供のAが。」
最終章の破り捨てられたロミオとジュリエット…
�犹笋離蹈潺�とジュリエットは幸せな場面でいつも終わるの�瓩噺世辰�A。
何度も楽しい記憶のページをめくるように同じ場所を繰り返し読む…
「あんなに笑顔が似合う子なのに。いくら笑顔を作っても心の中までは騙すことはできなかった」
「雨が降るとね、Aはいつもここに来るんだ。私まで消えてしまわないかと心配になるんだそうだ…」
そこまで言うと。おじいさんは涙を隠すように立ち上がった。
ぼくは…
掛けるべき言葉も、立ち上がる意思すら失ってただそこに存在するしかできなかった。
雨に濡れ本を抱えたAが目に浮かぶ。
不安な雨にうたれながら、腕にはハッピーエンドの物語を抱えて
テミン「…」
「でもね…」
おじいさんはカウンターに戻ると、小さな声でまた話し出す
「最近、Aは眩しそうに話すんだ。」
…
「とても眩しそうに。。。キミのことを」
…
テミン「…僕の、ことを？」
…
「Aはまた、、この世の中に見たいものが出来たんじゃないかなって。
私はそう思うんだ」
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しょくぱん(プロフ) - リセさん» リセ様、素敵なコメントありがとうございます！！このような作品を読んでくださり、また続きを楽しみにしてくださり、とても嬉しく思います！！ (2017年11月26日 17時) (
レス) id: d9f3752999 (このIDを非表示/違反報告)
リセ(プロフ) - とても好きなテイストの話です( ; _ ; )武道館で歌ったテミンと重ねてしまう( ; _ ; )続き楽しみにしています！ (2017年11月26日 15時) (レス) id: d6233cb381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょくぱん | 作成日時：2017年10月21日 14時
