不安の裏返し ページ26
〜
テミン「ねぇ、聞いてる？」
音楽を聴いているのか、目を閉じたままの彼女。
テミン「ねー。聞いてますかー？」
もう一度尋ねる。
A「うん」
彼女は相変わらず目を閉じたまま。
テミン「わー。嘘つきだ。ボクの話なんて聞いてないでしょ？」
A「聞いてますよ。」
そう言うと、彼女はクスッと笑った。
テミン「。。(ため息)」
近々、韓国へ帰ることになった僕は、しばらくここには来れない事を彼女に告げた。
寂しがってくれるだろうか？なんて期待は、いとも簡単に砕け散って
彼女は�爐修Δ覆鵑性瓩氾�えるだけ。
…
テミン「次はいつ来れるかなー10年後かなー」
なんて。
冗談交じりに言ってみる。けど、
無反応。。
テミン「…」
ボクは寂しく思っているのに…
テミン「…今日はもうそろそろ帰らなきゃ。」
嘘だけど。
何も言ってくれない彼女に対抗するつもりで、ボクも意地になる。
テミン「じゃあ、」
ガタンっ
少し不機嫌なふりをして。。
A「え？」
僕は彼女の側から立ち上がる。
A「待って、」
彼女の言葉もスルーしてみる。
A「テミン、」
出ていく�爛侫雖瓩鬚靴橡佑呂海辰修衫イ譴疹貊蠅忘造辰拭�
…
急にソワソワする彼女。
A「…テミンっ」
テミン「…笑」
さっきのお返しだ。
A「ねぇ、テミン、待って」
彼女は立ち上がり不安げに歩き出した。
テミン「、…」
ほんの少しの悪戯なのに…
彼女の表情に僕の胸がギュッと掴まれたみたいに痛む。
彼女の足がテーブルに引っかかり、ふわりとグラスが揺れた瞬間、僕は慌てて彼女の手を握った
テミン「…ごめんなさい、ボクここにいるよ」
A「…」
悲しそうな、ホッとしたような、何とも言えない彼女の瞳
テミン「いじわるしました。ごめんなさい、」
もう一度謝ると
彼女は泣きそうな顔をして�爐茲�った…�瓩頒譴い拭�
テミン「…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 178人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しょくぱん(プロフ) - リセさん» リセ様、素敵なコメントありがとうございます！！このような作品を読んでくださり、また続きを楽しみにしてくださり、とても嬉しく思います！！ (2017年11月26日 17時) (
レス) id: d9f3752999 (このIDを非表示/違反報告)
リセ(プロフ) - とても好きなテイストの話です( ; _ ; )武道館で歌ったテミンと重ねてしまう( ; _ ; )続き楽しみにしています！ (2017年11月26日 15時) (レス) id: d6233cb381 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しょくぱん | 作成日時：2017年10月21日 14時
