やみそうな雨 ページ14
…
「いらっしゃい」
おじいさんの優しい声が聞こえる。
テミン「…こんにちは、」
マスクを外し、帽子のつばを少し上げて挨拶をすると、おじいさんは僕の顔を見てニコッと笑った。
…
扉の前に立ち止まったままの僕に、おじいさんは�爛魁璽辧爾�い？�瓩反劼佑拭�
テミン「…あー、、えっと。。」
今日は、ゆっくりとする時間がない。
けれど、ピアノの向こうの席には
…彼女の姿はなくて。
口ごもる僕におじいさんは、��Aかい？�瓩反劼佑拭�
テミン「A…？」
おじいさんが微笑む。
彼女の名前…
その時、僕達はお互いの名前すら知らずにいたんだと気付く。
…
テミン「ぁ…はい。Aさんは、、」
僕の口から出る彼女の名前に、少し緊張する。。
おじいさんは窓の外に目を向けると
�牘�、やみそうだね�瓩頒譴�と、「今日は、あの子は来ないと思うよ。」と、一言。
テミン「…」
…来ないのか。
テミン「、そう、ですか」
…気持ちが落ちていくのが分かる。
テミン「、じゃあこれを、、渡していただけますか？」
ポケットに忍ばせていたディスクをカウンターにそっと置く。
…
テミン「…ここで、練習していた曲です。」
「ああ。あの曲」
そう言うと、おじいさんは目を細めて微笑んだ。
テミン「…」
用は、、済んでしまった。。
帰らないと…
次の言葉がみつからなくて、溜め息が漏れそうになった時
「あの子のあんなに楽しそうな姿、久しぶりに見たよ」
テミン「ぇ…」
「ありがとうね。」
そう言うと、おじいさんはディスクを手に取り、小さく頭を下げた。
…
テミン「僕…また、、ここに来てもいいですか？」
なぜこんな質問をしたのかは分からない。
お客さんとしてなら、いつだって来れるのに…
おじいさんも一瞬、不思議そうな顔をしたけれど、
静かに頷くと、
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しょくぱん(プロフ) - リセさん» リセ様、素敵なコメントありがとうございます！！このような作品を読んでくださり、また続きを楽しみにしてくださり、とても嬉しく思います！！ (2017年11月26日 17時) (
レス) id: d9f3752999 (このIDを非表示/違反報告)
リセ(プロフ) - とても好きなテイストの話です( ; _ ; )武道館で歌ったテミンと重ねてしまう( ; _ ; )続き楽しみにしています！ (2017年11月26日 15時) (レス) id: d6233cb381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょくぱん | 作成日時：2017年10月21日 14時
