ポケット ページ13
…
『テミンはこの後仕事があるから、夜の便で帰ることになった。』
ライブが終わり、着替えを済ませ帰る支度をしている僕達に、マネージャーが伝える。
なんの疑いもなく、�爛侫．ぅ謄�ン�瓩繁佑慮�を叩くヒョン達。。
テミン『…』
内心ドキドキしているのを、無表情で隠しながら、黙々と身支度を整える。
そして
バッグの奥にしまっておいたディスクをジャケットのポケットへとそっと隠した。。
ーーーーーーーーーー
不定期に動くワイパー。
会場を出た途端、パラパラと降り出した雨が視界に入る。。
僕を待ってたようなそんな雨に少し可笑しくなる。
マネージャー『じゃあ、ここで待ってるから』
テミン『はい』
カフェの近くに停めたタクシー。
やっぱり…こうなるだろうとは思っていたけど。
僕の隣にはマネージャーが付いていて。。
当たり前のように、僕とタクシーに乗り込むマネージャーに何も言えなかった。
テミン『じゃあ、少しだけ行ってきます、』
マネージャー『ん。』
これ以上一緒に行くと言い出したら、さすがに断るつもりだったけれど、一応気を利かせてくれたのかな。。
…
帽子を深く被ると、マスクを目の下ギリギリまで上げる。
傘を片手に掴むと
人通りが少なくなったのを確認し、タクシーのドアを開けた。
テミン『…』
大通りから路地裏へと入り、まっすぐ続く細い道、、
俯きながら、足早に歩く。
そして大きな街路樹を曲がると…
テミン「…」
なぜだろう…
僕の胸が、ギュッと軋む。。
カランカラン
�猗狃�がいますように…��
なんて
僕の心はいつの間にかそんな事を願いながら、カフェの扉をゆっくり開けた。
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しょくぱん(プロフ) - リセさん» リセ様、素敵なコメントありがとうございます！！このような作品を読んでくださり、また続きを楽しみにしてくださり、とても嬉しく思います！！ (2017年11月26日 17時) (
レス) id: d9f3752999 (このIDを非表示/違反報告)
リセ(プロフ) - とても好きなテイストの話です( ; _ ; )武道館で歌ったテミンと重ねてしまう( ; _ ; )続き楽しみにしています！ (2017年11月26日 15時) (レス) id: d6233cb381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょくぱん | 作成日時：2017年10月21日 14時
