紅一点×SnowMan (ページ45)

今日:215 hit、昨日:2,142 hit、合計:426,844 hit

★ ページ45

振付師『レッスンすんぞ。』

いつも通り練習が始まる。
もちろん、俺達は最前列なんだけど、
その中でもAはダントツに上手い。

「Aってさ、普段どこで練習してたの？」

休憩時間、ずっと気になっていたことを聞く。

A『え？何がですか？』

「ダンス。上手いからどこで習ったんだろうって。」

A『あー、元々、ちょっと厳しくて有名なダンススクールに通ってて。あとは、NOPPOさんに個人レッスンを依頼してるくらいですかね。』

「NOPPOさん？」

岩『え？シットキングスのNOPPOさん？』

A『はい、そうです。』

阿『有名なの？』

岩『やべーよ。アメリカのダンスコンテストで連続優勝してるから。』

まじか。
そんな世界的な人にレッスン受けていたんだ。

彼女は天然でダンスができるわけではなくて、
忙しいながら努力していたんだなぁ。

すごいな、、、。

照は振付とか興味あるから、Aに色々聞いている。

森『あー！まーつーゆーきー！よっす！』

慎太郎がAに突進している。

Jr.のボスだったこいつがAに絡むことによって
さらに怖がられてるっぽいんだよね。

特に後輩からは。

A『森本さん。おはようございます。』

森『違うでしょ。慎ちゃん。』

A『慎ちゃん。』

森『ん。よし！』

慎太郎はあんな感じだから積極的に絡んでるけど、
他のバカレア組は怖いのか、絡みにはきてない。

高地は親友だけど、他の人は知らないから
わざと絡んでないし。

振付師『じゃあ。再開すんぞ。』

レッスンが再び始まる。

うん、やっぱAのダンスは上手い。
今度、NOPPOさんの練習に俺も参加しよっかな。