紅一点×SnowMan (ページ42)

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⭐︎ ページ42

雅『どこの誰なの？気になる。』

「絶対言わない。それが彼との約束だから。」

雅『、、、。あらそう。良いお付き合いしてるのね。』

「うん。」

滝『あいつらと少し話してきたよ。』

今回の用件はこれだろう。
少しだけ険しい顔になっている。

滝『まさか何も話してないとは思わなかった。』

「だって、話す必要ないと思ったんだもん。」

滝『でも、雅が言った通りだよ。今後、頼らないといけない場面はきっと多いから。』

「大体、そうなるから私はグループに所属したくなかった。迷惑をかける存在でしかない。」

雅『そうかしら？』

「え？」

雅『それは違うわよ。迷惑はお互いかけて当たり前。だけど、1人では決してできないことがグループだとできるのよ。人間の相乗効果は大きいんだから。まあ、フリーで1人で活動している私が言ってもあんまり説得力ないけど。』

滝『その通り。Aも昔ダンスしていたから分かるだろ？グループのパワーってすごいよ。あと、SnowManにAが入ったのは、あいつらならAを守れるんじゃないかって思ったからなんだよ。俺も社長も。もちろん、演技をしているAも良いけど、やっぱお前はアイドルだよ。ステージに立っている時が1番輝いてる。』

秀明くんの言葉に何も言えない。

高『A、入ってもいい？』

外から優吾の声が聞こえる。

雅『あら、高地じゃないの。どーぞ。』

高『あ、滝沢くんもいたんすね。A、一回SnowManの皆さんのところ行こう？部屋おさえてくれたみたい。』

「えっ。でも、、、。」

滝『行ってこい。』

雅『そーよ。話してもダメそうならもう一度タッキーに相談しなさい。』

優吾に手を引かれて楽屋を後にする。

「優吾。」

高『ん？』

「手。」

高『あっ！ごめん。』

優吾が手を離してくれる。

高『多分、滝沢くんにも雅さんにも散々言われたと思うけど、ちゃんと話しなよ。Aの思っていること。』

「うん。」

高『SnowManのみなさんはさ、歴も長いし、大人だからちゃんと分かってくれるよ。』

「、、、。あんなイカついのに？」

高『いや、それは否めないんだけどさ。大丈夫。みなさん優しいから。』

優吾が連れてきてくれて部屋に入る。