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side SHIGEOKA ページ35

タクシーのおっちゃんに住所を伝えて
車を走らせてもらう。


せっかくなら行きたいと
思っていたところがあったから。


今からならアフター6で入れるし、
夜のショーには余裕で間に合うはずや。


しばらく車を走らせて着いたのは夢の国。


「おっちゃん。今日はここ泊まるからまた明日お願いできます?」


運『分かりました。』


A『えっ?』


Aは目の前にある夢の国に驚いてる様子。


「俺も一回来てみたかったんよ。」


『初めて来た、、、。』


「えっ?そうなん。やったら朝から来た方が良かったなぁ。」


『いや、顔バレとかもあるから。』


そっか。俺はあんまりみんな知らんと思うけど、
Aはようドラマにでてるからなぁ。


「とりあえず行こや。はい。」


『?』


「手、繋がへんの?俺達付き合ってるやん。」


Aは返事の代わりに
俺の手に自分の手をのせてきて。
俺はその手を指も絡めてしっかりと繋いだ。


入園してすぐ、帽子を買う。
一応顔バレ対策になるかなってことで、
ねずみのカップルの帽子をかぶる。


『なんか恥ずかしい。』


「大丈夫やって。みんな被っとる。」


やっぱり夢の国やな。
意外と周りは見てるようで見てへん。
結局はキャラクターに夢中なんよな。


「絶叫系は得意?」


『乗ったことないから分かんないな。』


「やったらとりあえず軽いやつから乗ってみる?」


これなら軽いはずと
某探検家と魔宮ツアーに参加する旅にでる
アトラクションに乗る。


今日平日やし、イベントがあるわけでもないから
結構空いとって。そんなに並ばずに行くことができた。


いざ乗ってみたんやけど。


「楽しかっ、、、。えっ?」


そこには涙をポロポロこぼすAの姿があって。


『怖かった、、、。』


「あ。アトラクション系は苦手やったか。ごめんなぁ。」


ぎゅっと抱きつけば、
そのまま俺の腕の中で涙を流していて。
なんでこの子はこんなに可愛いの。


「次は怖くないやつ行こか。」


『うん。』


それからは亀が話すやつとか海の中を潜るやつとか。
とにかく優しいアトラクションを楽しんだ。

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設定タグ:SnowMan , 紅一点 , SixTONES   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:しょこら | 作成日時:2024年1月7日 5時

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