紅一点×SnowMan (ページ33)

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⭐︎ ページ33

信じられなくて抱きつくと心臓の鼓動が早い。
ほんとに緊張してくれてるっぽい。

「そうなんだ。」

『松雪さんはどない思ってるん？』

顔を覗かれて、あまりの近さに思わず目を逸らす。

『あかん。ちゃんとこっち見て？』

前にされたみたいに両手を頬につけられて、
重岡くんの方を向かされる。

「、、、。私も。」

『え？』

「私も重岡くんに惹かれてる、、、のかも。」

『かもはいらん。ちゃんと言って？』

私の照れ隠しも重岡くんには通用しなくて。

「好きになったみたいなの。重岡くんのことっ、、、。」

言い終わると同時に重岡くんに深く口付けをされる。
なんの音もないこの空間に水音だけ聞こえていて。

しばらく口付けをした後に離される唇。
なんだか名残惜しくて私から唇だけつけ返す。

『ほんまに、、、。ずるすぎるわ自分。』

「え？」

『そんなんされたらまたしたなるやん。』

「、、、。もっとして？」

『あー、もう知らんで？』

それからさらに深い口付けをかわして。
かなり長い時間、お互いの唇を堪能していた。

『俺は曖昧なのが1番嫌やからさ。ちゃんと言わせて？松雪さん、、、Aのことが好きやで。付き合ってほしい。』

「、、、。うん。私も好きになっていたみたい。お願いします。だけど、、、。」

『、、、。誰にも言わへんよ。』

「うん、、、。ありがとう。」

やっぱり同じ事務所で、お互いJr.の立場で。
まして私はこんな人間だから。
重岡くんが分かってくれて良かった。

『なあ、ベット行ってもいい？』

「うん。連れて行って？」

重岡くんになら簡単に甘えられる。
ほんとこの世界に入ってからは優吾以外で
こんなことはできなくて。

手を引かれていつも2人で寝るベットに連れて行かれる。

『ほんまにええの？今やで、引き返すなら。』

「引き返さないよ。だって好きだもん。」

そう言ったらベットに組み敷かれて。
深い深いキスが降ってくる。

『A、好きやで。』

「んっ、、、。わたしも。」

『ちゃんと名前呼んでや。』

「重岡くん。」

『ちゃうやろ。』

「、、、大毅。」

『ん。それでよし。』

それから唇にも身体にも。全身に彼が触れてくる。
その手はとても情熱的で。でも優しくて。

『大丈夫？痛ない？しんどない？』

「うっ、、、ん。大丈夫、、、。もうっ、、きてっ、、、。」

『、、、！！ほんまに俺のツボばっか押さえてくるやん。』