マネージャー×SnowMan② (ページ45)

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そんな中、明日は休演日とのことで、
みんな1日フリー時間が生まれる。

いつもならスタッフは準備等もあるのだが、
せっかくの海外ということで順番に
休みを取ることになっていた。

どこ行こうかな。
他のスタッフは休みじゃないし、
1人で行くところを考えるためにガイドブックを開く。

植物園もいいし、ナイトサファリなんかもいいなー。
パラパラと本をめくっていると電話が入る。

「あ、滝沢さんお疲れ様です。」

滝『白崎さんお疲れ様。』

「何かありましたか？」

SnowManやJr.が何かやらかしたのかな。
それともみっくんのこと？

今回、私はみっくんとJr.のマネージャーとして来ている。
滝沢さんから連絡あるとしたらその辺だよね。

そう思っていたのに言われたことは予想外の言葉だった。

滝『いや、何もないよ。ところで白崎さんは明日のオフって行くところ決めてる？』

「オフですか？」

滝『そうそう。』

「いや、、、。特には決めてないですが。」

オフ？ひょっとして何か仕事かな。

滝『それならさ、せっかくの海外なんだし、深澤とデートしておいでよ。』

「えっ？！深澤とですか？」

いやいや、そんなの無理に決まっている。
だってどこで誰に会うか分からないし。

滝『その日みんなを連れて動物園と植物園行こうと思っていてさ。白崎さんはスタッフだから1人で行動していても違和感ないし、深澤は現地在住の友達との予定があることにしとけばいいでしょ？君達のことだから中々外でデートとかしなさそうだし。』

「あっ、、、。いや、まあ。確かにそうですが。」

滝『普段頑張っている白崎さんと深澤にプレゼント。セントーサ島あたり行っといで。そこなら誰もいないから。』

「、、、。ありがとうございます。」

滝沢さんからのまさかの申し出が嬉しくて。
涙が出そうになる。外で2人でデートだなんて
しばらくしてないな。

じゃあねと言って電話を切る滝沢さん。