マネージャー×SnowMan② (ページ37)

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side YOU ページ37

白崎の件、解決したから来てほしいと言われ、
5日ぶりに事務所に足を踏み入れる。

突然の自宅待機で頭は混乱して、
精神的にも落ち着かなかった。

そのこともあって体重も5キロ程度落ちてしまったし、
体調もあまり良くない。

辰哉はその日は自宅に来たけれども、
少し調べたい事があるから忙しくなると言って、
なかなか連絡も取れない状況だった。

なんだか自分のために動いてもらうのが
申し訳なさすぎて、どうしたら良いか分からなくて。

とにかく辛かった。

そんな中で詳細は知らぬまま事務所に来ている。

会議室に入ると、吉野部長、真山、滝沢さん、
盛岡くんと羽田さんがいた。

部長と真山はまだ分かるけど、
何で滝沢さんと盛岡くんと羽田さん？
頭の中は疑問でいっぱいだった。

吉『あ、白崎も来たね。とりあえず席に座ってよ。真山の隣で。』

指定された真山の右隣に座る。
そのさらに隣には滝沢さんがいて、とても緊張する配陣だ。

吉『白崎、自宅待機が長引いて申し訳ない。ちょっと社内調査をしていたら、なかなかに時間がかかってな。単刀直入に言うと、白崎の件は仕込まれたものだった。』

「え？」

全く意味がわからず、変な声が出る。
どういうことだろう？

滝『意味わかんないよね。とりあえず俺が説明する。吉野部長いいですか？』

吉『うん、大丈夫。滝沢がかなり頑張ってくれたからね。』

ん？ますます意味がわからない。

滝『飲み会の日、白崎さんの飲み物には薬が混入されたんだよ。だから、体調が悪くなるくらい酔ってしまったんだ。だから白崎さんが酔いすぎたのは不可抗力。』

そんなことに私自身がなるなんて、、、。
漫画の世界だけだと思ってた。

滝『で、その薬を入れたのが、あの日ホテルに連れ込もうとしたあいつだよ。多分甘いお酒を渡されたと思うんだけど、それに入れたんだ。』

真『ほんと、気づかなくてごめん。』

「いや、、、。真山のせいではない。」

滝『まあ、普通はそう思わないよ。で、ここからが本題なんだけど。』

滝沢さんの顔が一段と厳しいものになる。