マネージャー×SnowMan② (ページ36)

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「あの、白崎さんの写真なんですけど。俺、あの後ジェシーと合流したんすよ。あの時、先輩がホテルに連れこもうとしていたところをジェシーが助けて。で、その後に合流した俺が白崎さんを自宅まで送り届けたんです。ジェシー曰く変な酔い方してたって。薬を入れられたみたいな感じらしいです。だから、悪酔いしていた白崎さんを介抱しているところを撮られた感じっす。」

真『あー、、、。なるほどな。実は昨日、飲み過ぎて体調悪いから帰るって言われたんだよ。白崎にしては珍しいなとは思っていたんだけど。その時に俺がちゃんと送り届けたら良かったな。ごめん。まあ、ジェシーととは俺は思ってなかったし、正直吉野部長も信じてはいないんだ。ただ、事が事だから一旦白崎には自宅待機してもらってるけど。とりあえずまずはあいつを呼ぶか。深澤はとりあえず練習があるから戻れよ。』

え、、、。Aが自宅待機になるんだ。

本当はあの先輩を殴りたいくらい怒っている。
けど、今ここで俺が出るわけにはいかないから。

「分かりました。お願いします。」

会議室を出るとたまたま滝沢くんに会った。

「お疲れ様です。」

滝『おっ、深澤じゃん。お疲れ。なんかお前辛気臭い顔してるぞ。』

「あー、いや、ちょっとですね。」

滝『俺聞いたほうがいいやつ？』

滝沢くんにさっき真山さんに話した内容を伝える。

滝『、、、。そうか。確かに、ちょっと調べたほうがいいかもな。俺も普段の白崎さんがそんな風になるとは思えないし。』

盛岡『あのっ、、、。』

「あれ？盛岡くん？」

滝沢くんと話していたら
突然盛岡くんに話しかけられた。

そもそも盛岡くんの声ほとんど
初めて聞くに近い感じだな。じゃなくて、何があった？

盛『ちょっとお話したい事があって。お時間いいですか？』

滝『あ、それなら俺はレッスンに戻るわ。』

「あ、いや。お二人に聞いていただきたいんです。白崎さんの件で。」

Aの名前が出た途端険しい顔になる滝沢くん。

そのまま誰もいないところに移動して話を聞く。
どんどん怖い顔になっているのが自分でも分かる。
隣の滝沢くんも見た事ないような顔をしていた。

内容はほんと最悪すぎる。

滝『分かった。盛岡くんありがとう。ちょっともう少し証拠を集めようか。俺も頼めるところには頼むわ。深澤もJr.に探りいれてくれ。』

「はい。」

拳を強く握っていたみたいで、
手のひらを開くと血が滲みかけていた。