マネージャー×SnowMan② (ページ35)

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side FUKAZAWA ページ35

佐『なあ、白崎さんとジェシーって付き合ってるらしいぞ。』

渡『え？まじ？あの噂ほんとだったの？』

佐『なんか写真があるらしいよ。』

「えっ？写真？」

朝、レッスンのために稽古場に来たら、
みんなその話題で持ちきりだった。

岩『これだろ。』

照が差し出してきたのは、
昨日ジェシーにAがベンチで
膝枕をされている時の写真だ。
　

渡『うわっ、マジじゃん。しかもこんな人の多いところで堂々と？』

宮『これってさ、ホテル街の近くじゃない？そんな関係ってことだよね？』

岩『白崎さん意外だなー。Jr.に手を出すんだ。』

みんなが言いたいように言う。
その様子にイライラしてきた。

「これちげーよ。」

岩『え？』

「俺、この時ジェシーに呼ばれたんだけどさ。ジェシーはその近くでボイトレしていた帰りらしいんだよね。なんか先輩が白崎さんをホテルに連れ込もうとしていたところを助けた後なんだよ。」

佐『は？てことはその先輩と付き合ってるってこと？』

「いや、そうじゃないと思う。昨日の飲み会の時、白崎さん見た？なんかその時に薬とか入れられてると思う。」

渡『え、それってやばくね？ごめんだけど俺は見てなかった。』

阿『俺も。』

宮『先輩と白崎さんが話してるところしか見てないや。』

「なんかジェシーが遭遇した時の白崎さんやばかったらしいんだよね。目の焦点が合ってないっていうの。」

俺の話にみんな黙る。そりゃあそうだ。
単なる熱愛の噂かと思ったらそうではないのだから。

「そのあとさ、たまたま俺白崎さんの家知っていたから自宅まで送ったけど。なんか酔い方やばかったよ。普通じゃなかった。」

宮『まじか。ジェシーさっき真山さんに呼ばれていったよな？ふっかもとりあえず真山さんに話してきたら？そのこと。』

「そうするわ。」

阿『まあさ、白崎さんはプロ意識強いからそんなことないとは思ってたよ。』

あ、まあ、俺と付き合ってるからな。
本当それだけは言えない。

真山さんのところに向かう。

「真山さん、ちょっと話いいすか？白崎さんのことで。」

真『ん？白崎？分かった。会議室行こうか。』

真山さんは何かを察してくれたのだろう。
誰もいないところでいい？ということで、
会議室を押さえてくれた。