マネージャー×SnowMan② (ページ4)

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南『そういえば今日なんで飲もうってなったの？』

「真山の失恋慰め会。」

南『まーじー？それは聞いちゃうしか。』

真山は待ってましたとばかりに
ビールを飲み干して彼女との別れた経緯やらを話す。

「それは飲むしかない。」

南『明日みんな休み？』

真『俺はOFF。』

「私は午後から。」

南『私もOFF。ってことでショットいっちゃおー。』

そこからは大量にお酒を飲む。
こんな飲むのサークルでもやってこなかったよ。

自分でもベロベロになってる感じがしてきた。
真山も私の倍近く飲んでるからヘロヘロだ。

南は酒豪らしくて全然酔ってない。
ショットあんなに飲んで酔ってないのすご。

真『おれはなぁー。がんばるぞぉぉぉ。Jr.の子もセクゾも可愛いんだよ。もっとテレビに出せるようにおれらがやるしかない！なあ、白崎！』

「ほんとぉぉぉぉ。あの子達可愛いのよ。がんばってるし。」

南『はいはい。』

真山と肩を組んで熱弁する。
南は冷静に日本酒を飲んでる。

南『あんた達そろそろ帰るよ。』

ほわほわと完全に出来上がってるのが分かる。
真山は机にぷっ潰している。

ブブブブブ。
携帯のバイブ音がする。
だれだろぉー。とりあえず出よう。

「もしもしぃー？」

深『A？あれ、酔ってる？』

「あー！たつやだぁ。よってないよぉ。」

深『酔ってるね。今どこ？』

「んー。どこだろぉー。南ここどこぉー。」

辰哉だ。でも、全然頭が回らない。

南『とりあえず代わって。』

「んー。」

よく分からないままスマホを渡す。

南『もしもし、あの。会社の同僚の南です。ええ、同期会していたらこの子酔っ払いまして。ええ。あ、ほんとですか？助かります。店の場所はえっと表参道のところでして。あーはい。そうです。はい、分かりました。』

話が終わったらしい。南からスマホが戻ってくる。

南『彼氏迎えにくるよ。あと少し踏ん張って。』

「んー。ありがとぉー。」

よくよく考えたらやばい状況なのに。
酔っ払いすぎた私はそこまで考える余裕は無かった。