マネージャー×SnowMan② (ページ30)

今日:182 hit、昨日:55 hit、合計:89,820 hit

⭐︎ ページ30

それからはビールを飲んだりワインを飲んだり。

あ、酔ってきたかも。
そう思う頃には制御が効かなくなってきて。

やばいなー。一旦酔い覚ましのために席を立つ。
とにかく自分の酔いを覚さないと。
とりあえずトイレに向かった。

終わって席に戻る。

Jr.『あれ？白崎さん飲まないんすか？』

「いや、ちょっと飲みすぎたなって。」

Jr.『これ度数そんなないっすよ。』

「ん。ありがとう。」

Jr.の子から差し出されたのは甘いジュースみたいなやつ。
これなら大丈夫かな。飲み干す。

しばらく飲んでいたんだけど、なんか体がおかしい。
ちょっとこれは悪酔いしたかもしれない。

「真山。ちょっと先に帰るわ。」

真『お？どうした？』

「なんか飲みすぎたっぽい。あまり体調が優れなくて。」

真『まじか。疲れもあるかもな。気をつけろよー。』

「ごめんね。」

まだ終わるには早い時間だけども。
あまりにも体がいつもと違いすぎて。

フラフラしながらお店をでる。
しばらく歩いていたら先程のJr.の子がいた。

Jr.『あ、白崎さん？大丈夫っすか？俺も帰ろうと思ってたんすよ。』

「あ、、、。うん。ちょっと体調悪くて。」

Jr.の子が体を支えてくれる。

Jr.『とりあえず体を休めることができるところいきましょ。』

制御がきかない体を引っ張るように一緒に歩いていく。
え、てかそっちはホテル街だよね？

いや、やめて。
そう思うのに身体が全く言うことをきかない。

どうしよう。でも身体が動かない。
もう、このまま連れて行かれるのかな、、、。
諦めかけた時だった。

ジェシー『あ、白崎さんと先輩じゃないっすか？何してるんすか？』

Jr.『あれ。ジェシーじゃん。何でこんなところいんの？』

ジ『ボイトレしてたんすよ。スタジオがこの辺で。』

Jr.『ふーん。俺はさ、今から白崎さんとお楽しみなの。ほらお前は帰った。』

違うのに。そう声を出したくても出ない。
そこまで体はお酒に浸食されていた。

頭上でジェシーとJr.の子の会話が聞こえるけど、
何を話しているかは分からない。
私はそのまま意識を失った。