マネージャー×SnowMan② (ページ26)

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side FUKAZAWA ページ26

俺の腕の中ですやすやと眠るA。

最近お互い忙しくてここにくることが
できていなかったから、
来たらいつもより疲れてる感じだった。

目の下のクマが濃い。

きっとあまり熟睡できてないんだろうな。
そんな感じだ。

思い当たることは結構あって。

最近、Jr.の中でいくつか噂が立っている。
それが全てAに関係のあることだった。

Aが後輩マネージャーに
パワハラまがいのことをしているとか、
一部のJr.をえこひいきしているとか、
ジャニーさんに自分のお気に入りのJr.を
デビューさせろって伝えてるとか、
ジャニオタだとかね。

あとは1番多く言われているのが、
Aとジェシーができてるってやつ。

実際どれもあり得ない話で。

ジェシーは確かにAと仲が良い。

でもそれはSixTONESの結成の時に
真山さんとAがジェシーの相談に
よく乗っていたからだ。

そのことはジェシーと仲の良いJr.や
SixTONESは知っていることだし。

俺もAからそのことは聞いていた。
現にジェシーは真山さんとも仲良いしね。

ただ、Aはその噂を耳にしていないんだろう。
本人に聞けば絶対否定するはずなんだけど、
それをしていない状況だから。

それによって一部のJr.が信じてしまっているんだよね。

もちろん、俺が聞いたら
そんなことはあり得ないと否定しているんだけども。
それ以上に噂が広まっている。

「辛いよな、、、。必ず誰が噂を流してるのか見つけるから。」

Aの頭を撫でながら小さく呟いた。

滝沢歌舞伎も残り数公演になった頃、
滝沢くんから差し入れがあるということで
舞台後にみんなで壇上に集まっていた。

滝沢『あれ？ちょっとした屋台セットをを頼んだはずなんだけど。白崎さんどうなってる？』

A『えっ？何のことですか？』

滝『ん？あれ、そこの羽田さんに白崎さんに伝えてほしいってお願いしたんだけど。』

A『えっと、、、。』

羽田『えー、白崎さん。私お伝えしましたよ？』

A『いや、聞いてないと思うけど、、、。』

羽『言いましたっ！私が嘘ついたっていうんですか！？ひどいっ。』

羽田さんは涙を流している。
Aは理解が追いついてないみたいだ。