マネージャー×SnowMan② (ページ23)

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side YOU ページ23

春から新しく後輩マネージャーが入ってきた。
当初は1人と聞いていたけど、忙しさなどを考慮して
2人付くことになった。

羽田さんと盛岡くん。
羽田さんはTHE女の子って感じの可愛らしい子で、
盛岡くんは武士みたいにどしっと構えた感じの子だ。

2人共悪い子ではないんだろうけども。
最近気になっていることがある。

「はあっ、、、。」

真山『白崎どうした？珍しいじゃん。ため息なんかついて。』

「あー、うん。まあね。」

真『ひょっとして羽田さん？』

そう、私がため息をついた原因は羽田さんだ。
とてもフレンドリーな子なんだろうなって
感じなんだけども。

「ちょっとタレントと距離が近すぎるのよね。」

真『あ、白崎も思ってた？やっぱそうだよなぁ。なんかさ、ちょっと気になるよね。』

真山も思っていたのか。
特に女性は色々とスキャンダルに繋がっても困るし、
距離を考えて行動してほしいものだ。

まあ、辰哉と付き合っている私が言うのもなんだけど。
仕事の時はせめて一定の距離をとってほしい。

やはりみんな年頃の男の子達だから。
色々と支障が出かねない。

「何も起こらなきゃいいけど。」

真『んー。そうだな。あ、電話だ。』

真山のデスクに電話がある。

真『振付師さんが仕事が押して遅れるらしい。』

「まじか。休憩伸ばそうか。」

真『うん。あと、撮影入るやつだからその方面にも連絡しないとだな。』

「電話するより行った方が早いからついでに撮影担当のところ行くわ。」

真『おっけ。俺はそのまま別仕事の奴らの調整入るから。』

とりあえずまずはJr.のいるレッスン室だな。
2人で足早に向かう。

真『そういえば白崎今日メガネしてないの？』

「朝踏んで壊したの。そもそも伊達メガネだからなくても平気なんだよね。」

そう。朝に歯磨きをしたらその後に落として
踏んでしまったんだよね。

真『なるほどねー。』

とりあえず早く伝えないと。
レッスン室に真山と入る。

「ちょっとみなさん聞いて。」

それまで昼食時間でざわついていた部屋が
一気静まりかえる。

みんな私の顔を凝視していた。
私の顔何かついてる？

「ん？みんなどうしたの？そんな固まって。真山〜。私の顔に何かついてる？」

   真『ん？いや、何も。まあ、いっか。今日振付師さんが13時からくる予定だったんだけど、前の仕事が押してるみたいでさ。だからとりあえず30分休憩延長して？』

   Jr.『はーい。』