マネージャー×SnowMan② (ページ20)

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⭐︎ ページ20

「いいんじゃない？」

ジ『えっ？まじすか？』

真『うん。俺、お前らのユニット好きだよ。グループ組ませろってよりは一曲歌わせろくらいの方がまだマイルドじゃないかな？』

「うん、だと思う。行くなら必ず6人で行ってね。その方が熱意伝わるよ。」

ジ『まじすか？分かりました！6人で行きます。』

最初入ってきた時は、
少し険しかったジェシーの顔も明るくなる。

ジ『ありがとうございました。』

お辞儀をして出ていくジェシー。

「ほんとあの子は真面目だね。」

真『ほんとだな。』

「真山良かったね。多分ユニット組めると思うよ。」

真『かな。そうなったら嬉しいよ。』

そうやってドアの方を見つめる真山の顔は
とても嬉しそうで。

そのあと、番組で歌ったのが好評だったのか、
ユニットを組ませると社長から連絡があった。

SixTONES

ユニットに名前をつけてもらった時の
彼らの顔が忘れられない。

嬉しさと将来への期待、そして不安が入り混じった顔。

いつか彼らもSnowManと共にデビューしてほしいな、
そう思った。

私は真山と打ち合わせをした数日後、
吉野部長と面談をしていた。

吉野『どうだ、仕事は？春からはJr.の専属になるからな。更に大変だろ。』

「そうですね。最近入ってくる子も多いですし、ちょっと2人で専任もきついかなって真山と話していたところです。」

吉『あー、やっぱりそうだよな。一応考えているのは、春に入ってくる新入社員を1人Jr.のマネージャーにつけようかと思うんだよ。WESTと兼任になると思うけど。』

「あー、なるほどですね。それだとほんと嬉しいです。」

吉『うん、だからそれまでは少し我慢してくれないか？』

「分かりました。ただ、私達がちゃんと育てられるか自信ないですけど。」

吉『まあ、お前達なら大丈夫だろ。自分達が考えているよりも能力高いよ？』

「いや、そんな、、、。ありがとうございます。」

自分達の頑張りをちゃんと見てもらえて
褒めてもらえるのは嬉しい。

かつての自分達と同じような立場の子が入ってくるんだ。
今までは自分達が1番下の立場だったけれど、
これからはそうではないんだ。

気を引き締めていこう。そう心に誓った。