マネージャー×SnowMan② (ページ15)

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南『おっ、きたきた。深澤はあとで？』

「うん、すぐくると思うけど、一応警戒してね。」

南『なるほどね。』

程なくして辰哉が来る。

深『遅くなりましたー。』

南『大丈夫大丈夫〜。2人で楽しく過ごしてる時にごめんねぇー。』

深『全然大丈夫っす。ちょうど暇だねって話していたところなんで。』

「うん、そうそう。外に出たかったからお誘いは嬉しい。」

とりあえずみんなでビールを頼んで乾杯する。

深・南『「かんぱーい。」』

ゴクゴクとビールを飲む。

「んまいっ。やっぱ生ビールは美味しいね。」

深『ほんとに。』

南『仕事終わりのビールは格別だわ。』

そのまま3人でありきたりな話をする。
ん？あれ？てかなんで呼ばれたんだっけ。

深『そういえば南さん、何か話あるんすよね？』

南『あ、そうそう。深澤にも聞いて欲しかったんだ。』

南はグラスに入ってるビールを飲み干すと一言言った。

南『2人はさ、好きでもない女とやれちゃう？』

深『ぶふぉっ。』

突如放たれた言葉に辰哉が
飲みかけのビールを吹き出しそうになる。

「ちょっと待って？どゆこと？」

南『あのね、真山が。』

深『真山さん？』

そこから南の話を聞くとこんな感じだった。

3人で飲んだ日にそのまま真山の家まで送ったらしくて。
そしたらお酒の勢いで一夜を共に過ごしたらしい。

そのまま1度きりかと思ったら
何度かお互いの家を行き来しているそうだ。

南『それで、男的にはどう？デートはなし。泊まりだけ。やることやって終わり。』

深『うーん。まあ、最初の質問に答えると、できるできないで言ったら、できますね。デートしないのが遊びだとは思いませんけど、、、。まあ、本気の人ならデートはしたいっすよね。』

ちらっと少し前の彼女のことが頭によぎって
複雑な気持ちになる。

とりあえずそのことに触れたくなくて
話を進めることにした。

「てかさ、それなら南のこと好きなんじゃないの？結構会ってるんでしょ？」

南『いや、それはない。』

深『え、なんでですか？』

南『だって真山は白崎のこと好きじゃん？』

「ええっ！？」

南から突然の話に驚く。

「いやいや、それはないって。」

深『あー、いや。うん。なんか噂はありましたね。』

南『あ、やっぱり？』

南と深澤は平然としてる。
いや、そんなことあるわけ、、、。