マネージャー×SnowMan① (ページ44)

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ここ半年位ほとんど会えていないこと、
時間が取れず、距離が離れてきていることを
簡単に話した。

「ほんと、自分のことでいっぱいいっぱいで、深澤のこと疎かにしていたと思うんだよね。だからあーやって写真を撮られたのも、女の子といたのも仕方ないと思う。」

『それは違うよ。他の子に逃げた深澤の弱さだって。でもさ、もう無理なんじゃない？だってさ、大体あいつの時だって。』

「そうだよね。ともくんと別れたのも女の子関係だったし。やっぱ芸能人はダメなんだ、私には。」

『ちなみにさ、深澤とはいつから？』

「2008年の夏から。」

『えっ！？そんな前からなの？てことは深澤が高校生の頃から？』

「うん。」

『まじかー、そんだけ長く付き合っていて、そんなことになるのか。』

目の前のみっくんは頭を抱えている。

「でも、長かったからっていうのもあるよ。慣れというか、深澤なら大丈夫ってどこか思ってしまっていた部分もあったから。」

『いや、まあ、うん。そうかー。とりあえずさ、一回深澤とは別れたら？多分変わんないでしょ？別れても。』

「うん、、、。頭では分かってるけど、、、。」

『きっとさ、情もあると思うよ。』

そうなんだよね。
別れたら楽だし、それが1番良いのはわかってるけど、
なかなかそこに踏み出す勇気がない。

情か、、、。確かにそうかもね。

『とりあえずさ、少し冷静になってから話し合ったら？』

「うん、そうする。」

『仕事のミスは、まあ、よくあることよ。むしろAちゃんはよくここまでやってきてると思う。』

ほんとみっくんは優しい。

「みっくんみたいな人が彼氏だったら良かったのかもね。」

『、、、。みたいなじゃなくて俺がなりたいよ。』

「ん？なんか言った？」

『ううん。なんでもない。とりあえず送ってやるし、今日は飲め！』

「ありがと。じゃあ焼酎ロックで。」

『いや。それは飛ばしすぎな？』

2人で笑いながらさらにお酒を飲む。

ほんとありがと。少し気持ちが晴れてきた。

これからどうなるか分からないけど、
とりあえずは仕事もあるし、
自分を冷静にしないといけないな。そう思った。