マネージャー×SnowMan① (ページ41)

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そんな中で今日は衣装合わせの日だった。

いつもならレッスン室に入ると
大量の衣装があるはずなのに、それが全くない。

他のJr.もキョロキョロとしている。

渡『あれ？衣装無くない？今日合わせだよね？』

宮『うん、おかしいね。』

真山『ん？あれ。衣装無いね。』

真山さんが部屋に入ってくる。

真『白崎ー？衣装の手配ってどうなってる？』

A『えっ？』

真『今日だよね？合わせ。』

真山さんがそう言ってAの方を見る。

A『待って。私明日だと思ってた。』

真『まじか。』

A『とりあえず今急いで準備する。』

真『いや、スタイリストさんもいないし無理っしょ。すまん、みんな。今日自主練に変更で。特に何もない人は帰っても良いよ。合わせは明日に変更するから。』

真山さんの隣でAは呆然としている。

真『とりあえず白崎は明日合わせがちゃんとできるか確認しろ。』

A『う、うん。分かった。』

真山さんの声かけでどこかに走っていくA。
それからみんなは各々自主練していた。

佐『よし、そろそろ帰るかー。あれ？ふっかはまだ残んの？』

「うん。」

宮『電気消していってね。』

最後まで残っていた佐久間とダテも帰宅した。
俺はもうしばらく練習していた。

そろそろ誰もいないかな。

どうしてもAと話をしたくてデスクに向かう。
けど、デスクにはAの姿はなくて。

ラウンジに向かうと、
泣いているAと北山くんの姿が見えた。

その2人の空間に全く近づけない俺。

めっちゃお似合いじゃん。

そして俺は何やってるんだろ。
この今の状況に嫌気がさす。

別れた方がお互いのためなのかな。
2人の姿を呆然と見つめるしかなかった。

そしたら北山くんと目が合う。
一瞬俺を見るとそのままAを抱きしめる。

見てられなくて俺はその場を立ち去った。