マネージャー×SnowMan① (ページ40)

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★ ページ40

俺とAは会議室を出る。
しばらく無言で歩いていた。

「あ、あのさ、、、。」

『深澤。私、今からマスコミ対応があるから。レッスン行っていいよ。』

Aはその一言だけ言うとデスクに
向かって歩いて行く。

こんな時でも彼女はマネージャーの白崎さんなんだ。
目の前が真っ暗になったような、そんな感覚。

レッスン室に戻ると丁度みんな休憩中だった。

阿『大丈夫？顔色やばいよ。』

岩『何かあった？』

「撮られた。」

宮『え？』

「週刊誌に撮られた。」

佐『ええっ？お前が？』

「うん。」

渡『彼女？』

「いや、遊び相手。」

渡『まじかよー。お前気をつけろよなー。』

なべはそう言いながらも顔がニヤニヤしてる。
こいつ楽しんでやがる。

俺はそれどころじゃないのに。

阿『事務所からなんか言われたの？』

「とりあえず否定のコメントだすって。処分は追って連絡するって言われたよね。」

宮『あー、なるほどね。』

佐『SnowManからの初スキャンダルはお前だったかー。』

なべと佐久間はニヤニヤしてる。
阿部ちゃんと照は心配そうな顔してる。
ダテは、、、分からん。ダテの顔だけは読めない。

講師『レッスン再開するぞ。』

講師の一声でレッスンが再開される。
けど、俺は全く集中することができなかった。

そして1週間後、記事が実際に載ってしまった。

彼女とはあれから一切連絡とっていない。
向こうから一通だけ来たけど、無視している。

まあ、元々遊びではあったし、
事務所から連絡取るなと言われてしまったからな。

不誠実だなと思うけど、どうしようもない。

しかももっとやばいのはAとも
連絡が取れてないことだった。

その日のうちに電話をしたけど折り返しはなく。
LINEも既読されていない。

マスコミの対応に追われていて
忙しかったんだとは思うけど。

せめて弁解させてほしい。
事務所では会うのに、、、。