マネージャー×SnowMan① (ページ35)

今日:149 hit、昨日:174 hit、合計:149,648 hit

side YOU ページ35

2013年春

働き始めて1年が経過した。
去年の10月から正式にJr.の統括マネージャーになって。

正直ここ半年はどうやって働いていたか
覚えていないくらい忙しかった。

12時越えることはザラだし、
地方に帯同することはしょっちゅうだし。

それでも、少しサラリーマンとしての
礼儀や作法なんかは身に付いてきたかなと思うところ。

ただ、任せてもらえることも少しずつ増えてきたからか、
楽しさもあり。

仕事に関してはかなり充実していたと思う。

今日は久しぶりに玉森と飲みに行くことになっている。
2人で飲むとか就活の時以来かもしれない。

『よっ。』

「遅い。」

『あれ、この会話したことあるんだけど。』

「前も玉森が遅れてきた気がする。」

だよねって笑いながら席に着く玉森。

「飲み物頼んである。」

『おー、さすが。マネージャーぽい。』

「ぽいじゃなくてマネージャーね。しかもキスマイの。」

相変わらずテンポの良い会話に安心する。
ほんとこの人は私の親友だなと思う。

互いの目の前にビールが置かれる。

「去年も大躍進じゃん。」

『そんなことないって。いや、でも白崎いてもらって助かってるよ。やっぱさ、女性の力ってすごいよね。気遣いの量が違う。』

「うわ、玉森に誉めてもらってる。変なの。」

『俺だって褒めるわ。』

少しずつお酒も足して、主に仕事の話をしていた。

「再来週からレギュラー番組始まるし、再来月からまたライブも始まるし。どっちも楽しみだわ。」

『俺も。』

「初回のレギュラー番組の収録、ほんとおもしろかったから見るの楽しみなんだよね。」

『白崎笑いめっちゃこらえていたよね。』

「笑い声入っちゃいけないからさ。こっちは必死なのよ。だから初回放送はリアタイしようと思って。声出して笑いたい。」

それから、仕事以外の
高校時代の懐かしい話なんかをしていた。