マネージャー×SnowMan① (ページ34)

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★ ページ34

レッスン終わりに俺達のところにAが来た。
佐久間と阿部ちゃんと話している。

岩本『てか、北山くんと仲良いんすね。』

A『えっ？』

突然照が話しかけてきたことに驚くA。

岩『さっき飲み物買いに行ったら仲良さそうだったんで。』

A『まあ、マネージャーだしね。そりゃあ。』

渡辺『えー、そうすか？なんか超親密そうでしたよ。』

なべも会話に加わっている。
あ、あいつからかってんな。

てか、北山くんとAはそんなんじゃないし。

A『そんなんじゃな、、、。』

北『昔から知ってんの。』

Aも否定しようとしたら、
北山くんも会話に加わっていた。

佐『あっ、北山くん。』

北『お前らが知るよりも全然昔から知ってんのよ。あれいつだ。中学生の時くらい？』

A『うん、確かそうだよ。』

渡『あっ、そうなんすか。へー、意外。』

A『姉がみっく、、、北山さんと高校の同級生なの。』

宮『そうなんすか。世間狭っ。』

二階堂くんが話していたことはほんとだったんだな。
あれから本人には確認できてなかったけど、
改めてAの口から聞いてほんとなんだと実感する。

そこからしばらく雑談をしていた。

Aはみんなにちゃんと一線は引いているものの、
元々話す方だし、明るいから、
自然とみんなとも話せるようになっていた。

そんな中、俺は北山くんとAの距離の近さが
気になって、会話に入れなかった。

Aは仕事が残ってるみたいで、
デスクに戻っていった。

北山くんはまだ振りの確認をしたいのか
鏡の前に立っている。

あー、なんかモヤモヤすんな。

パチンコでも行こうかな。
そう思ったらなべに話しかけられた。

渡『ふっかさー、この後暇？』

「ん？まあ、暇っちゃ暇かな。」

渡『いや、あのさ。合コンあるんだけど、樹がいけなくなっちゃったんだよ。だからさ、代わりに来てくんね？』

「え？合コン？」

いつもなら、Aもいるし断っていた。
だけど、むしゃくしゃした気持ちもあったから。

渡『おん。お前いつも断るし、嫌なら大丈夫だけど。』

「行くわ。」

渡『おっ、珍しいじゃん。さんきゅ。相手AKBだから。』

楽しみにしとけよなんて笑いながら言っている。

まあ、ちょっと合コンで女の子と
話すくらいならいーでしょ。

そんな軽い気持ちで参加することを考えていた。